奈良市立小学校3年生(2022年6月当時)の女児が同級生から虐め被害を受けていた事件.
2021年から2022年にかけて同級生から足を蹴られてケガをするなどのいじめを受け、学校側は2022年12月、いじめの重大事態に認定しました。
2022年6月、女子児童は当時の担任に対し、「わたしは死ねばいいのに」などと記載したノートを提出したところ、担任は“花マル”をつけたうえで、「you can do it(あなたならできる)」などと書いて女子児童に返却するなど、不適切な対応をとっていたということです。
この担任教諭は,虐めがあったことを知っていたわけだ.それで放置した.積極的にか消極的にか加害児童の味方についた.
ひどいね.
構造的にこういうことが許されているんだよ,学校は.
こんな事件は氷山の一角.そのことはまた別の機会に書く.
(過去記事1)でも書いたけど,
薬害エイズ訴訟ってあったよね.厚生省が承認した非加熱血液製剤を治療に使った血友病患者の3割(1400人)がHIVに感染した.1996年3月に国は責任を全面的に認めた.
文部科学省が承認した中学校に義務教育として通った生徒の6%(20万人)が不登校になり,精神疾患を患った.
これは国家で賠償すべき事案.国は責任を全面的に認めよ.
学校と言うのは150年前まで無かった人工的なものだ.幼い児童をそんな収容所にいれたら問題が起こるのは必然なのだ.悪いのはシステムを作った文科省.150年前はデメリットを上回るメリットをマジョリティが持っていた.今はそんな時代ではない.
文科省は,学校には人権侵害のリスクが潜在的にあり,学校はそれを防ぐ能力が無いことを自覚すべき.虐めを防止しようという努力だけでは足りない.虐めは防止できないことを認めるべき.そういうリスクがある以上は,学校へ登校するかどうかは児童と親の自由.学校へ登校しないことを選択した場合には,それに代わる教育サポートを文部科学省は提供すべき.
(過去記事2)でも書いたけど、埼玉県条例案で、親は家に子供らだけ置いて外へ出るなとあった。そもそも学校で、教室に児童だけ置いて教員は外へ行くなよ。教員のいないところで虐めは主に起きてるわけだから。防犯カメラつけろ。
(過去記事1)
(過去記事2)