お墓参り

実家の母を迎えに向かう



お彼岸とかお盆の時期になると

花屋でアルバイトしていた事を思い出す



スーパーの中に入っている花屋で家から近く

幼かった娘が私の姿を見に来られて

良い所でした



娘が2歳の時シングルマザーになって

ダブルワークをしていた頃で



その頃はパワーがあったのです

今では考えられないのだけどね



その中で今でも思い出すのは

40代位の主婦と思われる方



セロファンに包んである

白いスプレーマム(小菊)を

レジ前にそっと置かれました




そして

ワンちゃんが旅立ったというような話を

ポツリとされました



たくさん可愛がって

たくさんの幸せがあって

たくさん泣いたのだろう




そのお顔の様子から

深い悲しみが伝わってきました




もうその方の顔も思い出せないし

どんな言葉を返したのかも

思い出せないのですが




そっと置かれた白いスプレーマムの花を

今でも思い出す




豪華な花束やアレンジの注文もあったけど

お花に込めた思いが

印象深かったのかも知れません




さて、お墓参り

母、夫を亡くして半世紀・・・

母は供えるお花に何を思うのかしら





そういうしきたりだから

的な感じに見えるけど(笑)



ATSU🌸