現実が苦しいとき


ただ黙り

受け入れるしかできないこともある


ただ日々を

何も感じないように過ごしてゆくしかできないこともある


ただ生きて

生きているしか

できない時もある


人を責めるのは

簡単だ


では

わたしは

誰かを守ることができるか


強く吹き散らしてくる風のように

言葉を断言しないようにしたい

自分が傷つくように

誰かも同じように傷つくのだ


怒りに満ちたような

パンク・ロックを

切ない気持ちで聴いている

痛い

誰かのそばに居たい

いたいよ