こんにちは。

夫のモラハラと発達障害に悩み、カサンドラ症候群?になり、離婚を考える アリ子です。

ご訪問くださり、ありがとうございます。




先月、兄が来てくれ、話し合いをした際に、今後の自宅売買と名義変更に関することを公正証書にしようと思いました。

私が公正証書案を作成し、それに夫と私で判を押しました。


内容はいくつかありますが、主には

「自宅を私名義にしたら、14日以内に夫が家を出る」

というものです。

ChatGPT先生に相談しながら、必死で作りました。

この家で、これ以上この状況を続けることが、もう限界だったからです。


その後、さらに付け加えたい内容が出てきたため、メモをして持っていくことにしました。

追記も含めて正式な公正証書にしようと、公正役場を予約しました。


近くの公正役場2か所に連絡をし、少しでも早く予約が取れる方を選びました。

ですが、公正役場はどこも混み合っているようで、結局1か月以上待つことになりました。

予約日が近づくにつれ、指定された持ち物を準備しました。

書類を揃えながら、気持ちはどんどん重くなっていきました。

夫と一緒に公正役場へ行かなければならないこと。

知らない場所へ行く不安。

また何か揉めるのではないかという恐怖。

ずっと胸がザワザワしていて、落ち着きませんでした。


夫とはもちろん現地集合、現地解散です。


公正役場は雑居ビルの一室にあり、想像していたよりもずっと狭く、閉塞感のある場所でした。

この先の自分の人生の話をする場所としては、あまりにも息苦しく感じました。

夫はすでに到着しており、揃ってからの案内ということで、個室に通されました。

公証人が来て、淡々と挨拶をし、公正証書案を見せました。


そして、結果から言うと――


公正証書は、作れませんでした。


公証人からは、

「公正証書に、養育費や慰謝料、財産分与など、金銭に関わることを金額として明記すれば、支払われなかった場合に、裁判をしなくても差し押さえなどの強制執行ができる。

しかし、金銭ではなく、期日までに家を出ていく、といった内容だけでは、強制執行はできない。

それをするには裁判が必要になる。

そのため、この内容で公正証書を作る意味がない」

そう言われました。


正直、それでも私は作りたかったです。

たとえ法的な強制力が弱くても、夫への“心理的な圧”になるのではないかと思っていました。

でも、夫の目の前でその説明をされてしまい、

「プレッシャーを与えるために作りたい」

などとは、とても言えませんでした。


結局、私は

「そうですか。わかりました」

と答えるしかありませんでした。


公正役場で、公証人と話した時間は、体感で5分もなかったと思います。

この日のために、お金も時間も使い、言われた書類を揃え、何度も文章を見直したのに。

ほとんど目も通されることなく、あっさり断られてしまいました。

力が抜けて、ただ虚しさだけが残りました。


その場で夫とは少し言い合いにもなり、公証人も呆れている様子でした。

それでも私は、どうしても気になっていた税金のことを、公証人に少しだけ聞きました。

離婚より先に自宅を売買して名義変更をすると、財産分与ではないと判断され、税金がかかるかもしれない。

だから、離婚と同時に進めたほうがいい――

その方向に話を持っていきたかったのです。

公証人も、税金がかかる可能性は否定しませんでした。

けれど、その言葉は夫の心には、ほとんど届いていないように見えました。




その後、公正役場を出て、建物の前や道端で少し夫と話しました。

夫は、

「公正証書が作れなくても、この案でお互いに同意したという確認ができればいい」

と言いました。

もし本当にその気持ちがあるなら、私としては、それでもいい。

そう思いました。

でも、やはり問題は税金です。

お互いに余計な税金を払わずに済むよう、

離婚と自宅の売買を同時に進めたい。

そのために協力してほしい。

何度も、何度も伝えました。

それでも返ってくるのは、

「自宅の名義変更をしないと家は出ない」

「家を出てからしか離婚協議はしない」

という言葉だけ。

私の言うことは、とにかく聞きたくないのでしょう。

そして、これは発達障害特有の、“謎のこだわり”なのだと思います。

物事を受け入れるのに時間がかかる特性がある。


だから、もしかしたら時間が経てば、

「自分にも税金がかかるかもしれない」

というリスクに気づいて、考えが変わるかもしれない。

そんな淡い期待を、まだ捨てきれずにいます。


正直、夫の強い主張に押されそうになり、

自宅の名義変更

→ 夫が家を出る

→ 離婚協議

→ 離婚

この順番でも、もういいのかもしれない、と一瞬思いました。


でも、冷静に考え直すと、やはりそれは危険だと思いました。

母が相談した弁護士さんも、先に売買をするのは良くないと言っていたそうです。


税金の問題もありますが、何より怖いのは、

名義変更だけして、夫が出ていかないこと。

それを考えると、やはり

自宅の名義変更と離婚協議を同時に進め、

離婚と同時に夫に自宅から出ていってもらう。

それが一番現実的で、安全な方法だと思います。


とはいえ、その話をまた夫にしなければならない。

そう思うだけで、気持ちは重くなります。

今は、かなりメンタルが弱っています。

少し回復してからでないと、正直向き合えそうにありません。




公正役場の帰り、夫と久しぶりにいろいろと話しました。

子供たちが、今とても辛い思いをしていること。

早くこの状況を終わらせて、それぞれが子供との関係を築くことが大事だということ。

それも伝えました。


そして、その日の夜。

家に帰ると、なぜか夫は機嫌が良さそうでした。

こんな状況なのに、夫の感情の浮き沈みは、とてもわかりやすい。

第三者が見ても、気づくほどです。


私はずっと沈んだままなのに、

夫は、離婚で揉めている最中でも、ふっと気分が上がる瞬間がある。

本人にも理由はわからないのだと思いますが、

それが、私にはとても不思議で、そして理解できません。


とにかく今、私は、この先の不安に押しつぶされそうです。


お読みいただき、ありがとうございました。