9月は久しぶりに本を読めたので記録😊


『リボルバー』原田マハ


ゴッホのひまわりの表紙に惹かれて。

ゴッホとゴーギャンの、命を賭けて自分の表現に向き合う場面の描写が好きだった。


SOMPO美術館で10月19日から展示をやるらしく、行きたいな。

https://www.sompo-museum.org/



アート自体を自分がどう感じるか、どう見えるかを楽しむことも大切だけど、やっぱりその作品が描かれた時代や作者についての情報があった方が楽しめそうな頭でっかちな私🎨



『科学者はなぜ神を信じるのか』 三田一郎


科学は神の偉大さを証明するために始まったけど、進化論や地動説など、皮肉なことに神の扱う領域や聖書の内容を否定してしまうもの…。

という風に思っていたのだけど、偉大な発見をした科学者の中にはクリスチャンや信仰深い方が非常に多く、地球や宇宙について知るほど、その精巧さに「誰かが創造したに違いない」としか思えないという方が筆者を含めたくさんいることは全然知らなかった。

知れば知るほど神の存在を信じられなくなるものなのかと思ってた。

様々な時代で偉大な発見をした科学者たちが、無神論者も含めて「神」をどう捉えていたかが書いてあって面白かった。





『週末の縄文人』縄・文



著者がYouTuberと知らずに本から入った。

最近YouTubeチャンネルも見ている。


大自然や大昔の原始の暮らし、自然の偉大さを想像するのが好きで手に取った本。


サラリーマンの2人(縄と文)が週末に山へ行って、現代の道具は使わずに、木の枝で火を起こしたり、木を切り石を磨いて斧を作ってみたり、縄文時代からの文明と進化を体験していくお話。


火を起こすことの大変さ、そうして起こした火の美しさ、自ら削って磨いた石の神々しさ、読んでいてそういう体験に憧れる…。

縄文人の知識や経験に基づいた文明や生きる力ってすごい。


今を生きていると当時の苦労は体験しなくて済むし、別の喜びがあるけど、火を起こす喜びや自分で削る石の美しさなんて一生分からないんだろうなーと思うと寂しい。



コミカルだけど著者が体験を通して感じた神聖さがしっかり伝わってきた。

私は縄文土器を作る話が好きだった。


https://userweb.alles.or.jp/fujimi/idojiri.html

本に出てきた井戸尻考古館、行ってみたいなあ…。


10月も同じぐらいのペースで読書出来たらいいな📚あとSOMPO美術館に行きたい🌻