ドブの中という言葉が頭に浮かんで離れない。イメージとしては、踠いても手応えがなく逃れようとすればまとわりつき忘れようとしても目に入ってくる目を瞑っても鼻に入る気付けば侵食されてしまいそうになる負けないように、闇に飲み込まれないように。声にならないほど高く、喉が焼けるほど激しく、音もなく叫ぶ。寄る闇を退けるように叫ぶ。病みの外から連れ出してもらえるよう、気づいてもらえるように、叫ぶ。俺の声は聞こえているだろうか?俺の声は闇の中の誰かの道標になれるだろうか?ハローハロー?聞こえますか?なんて、パクって締める。