チケット代が高い
と思われた時点で自分の価値はその程度なのだと思う。
1万円のミュージカルを公演中に何度も観るような人が2500円のチケットを高いという事だってある。
なぜならそれは、お金を払う価値に見合うだけのものが提供できてないからだ。
舞台ならばギャランティは勿論の事、稽古場やセット、小道具に宣伝費、果てはお弁当代に至るまで、様々な出費がある。
それを回収するだけの料金がチケット代に反映される。
我々歌手だってそうだ。
衣装、スタジオ、ボイストレーニング費、さらに喉のケアの為の医療費など、数えだしたらキリがない。
しかし仕事として続けていく以上必要なものなので、妥協してはいけない。
個人的な考えとしては、極力値引きはしたくない。
それで人が寄り付かなくとも、自分にはまだその価値がないのだと思い知らせるためである。
また、
値段以上のものを見てもらう、という自分へのプレッシャーとしての意味合いもある。
恩人の場合や、身内割引なんてものはあるけどね。
ステージに立つ以上、その日の誰よりも素晴らしいものを見せられるよう努めるつもりだ。
歌う俺にとってステージの上こそが世界の全てで、俺はそのステージの王であるからだ。
なんてな。
頭痛でのたうち回りながら、いろんな事考えてみるわけよ。
困ったもんだね。