大洋ホエールズの歌 「行くぞ大洋」 | 健全なVINYL中毒者ここにあり

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77年3月発売のシングル・レコード。監督はスタイリッシュでおしゃれなのが話題だった別当薫。この状態で\300とは強気な価格設定だったが、買わないわけにはゆくまい。

 

大洋の横浜移転は78年なので、この曲は川崎でも1年歌われたようだ。漠然と横浜移転後に新しく制定された球団歌だと思っていたが間違いだったんだな。

 

 

やっぱり平松が中心。川崎時代の大洋についてはまったく記憶がない俺には馴染みのない選手が2人いる。奥江英幸は平松と高校、日本石油、大洋とまったく同じコースをたどったピッチャー。右下隅の内野手、谷岡潔は‘アサー’の谷岡ヤスジの従兄弟とのこと。両者ともに横浜スタジアムで活躍する機会は無かった。

 

 

曲のほうは、改めて聴いてみても、まったく闘魂とかスピードとかが感じられないヌルさの極致。その後の大洋の低迷を運命付けた悪魔の曲といっていい(-ω- )。でも横浜スタジアムといえば、やっぱりこの曲が真っ先に思い浮かぶ。B面は軍歌?

 

2つ残念なことがある。

 

○作曲もしている歌手の三鷹淳って、ジャイアンツの歌も歌ってるじゃねーか(ง `ω´)ง。これはとんでもない裏切り(こっちが後だけど)。まあしかし、彼は大洋漁業創業の地である山口県出身ということなので、本当は大洋ファンだと信じたい。

 

○やっぱり俺は、この‘湘南電車カラーのユニフォーム’には愛着がない。横浜に移転後のマリン・ブルーがいいのだ。マリン・ブルーの横浜時代にもこの曲のリリースがあるので、引き続き探してゆくぞ。

 

 

COLUMBIAのSAMPLEスリーブなんて初めて見た。

 

 

※PROJECT 80株式会社って、まだあるようだ。番組やイベントの製作会社だ。