この間、PMS真っ最中の時に、
すごくリアルに自分の中のインナーチャイルドを感じた。
わたしは子供の頃、本当に田舎の山の中で育った。
それはテレビや映画の中のように、牧歌的で素敵なことでもなんでもなく、
選択の余地などなくそこで生きるしかない、そういう感じ。
ふるいかやぶき屋根の土間がある家だった。
そういうとすごく素敵なイメージがあるでしょう?
でも、全然不便、北半分はとっても湿っていて暗い、そういう家だった。
家は街道沿いの住宅が集まっているところから、かなり離れていて、
子供の足では15分以上かかる坂道のうえにあって、
世間とは隔絶されたところだった。
子供の私にとって、
本当にそこが、私の世界の全てだった。
出て行くことが怖い、といつの間にか思うようになってしまった。
その「出て行くことが怖い」と思っていて、
そこにいれば安心(決していい意味ではない)と思っているのが、
私のインナーチャイルド、と実感したのです。
それに気がついたとき、泣けて泣けて仕方なかった。
あの孤独な魂を持つ小さな私、喜ぶことをしてあげたいと思った。
私の「我慢グセ」は筋金入りで、
当時から母親を困らせたくない(すなわち、父親を怒らせたくない、祖父母にこの子はいとこと比べるとわがままでだめな子だと思われたくない)一心で、
欲しいものより、欲しがると喜ばれるものの方を、欲しがっていた。
また、よく父が「欲しがる奴にはやりたくないものだ」と常日頃言っていたので、
欲しがっちゃいけないと思うようになったのかもしれない。
だから、今でも「何でも欲しいものを選びなさい」といわれると、
軽いパニックに襲われる。
何かを望むことは、安全なことだよと、ずいぶん年取っちゃったけど、
でも教えてあげたいと思う。