言いたいこと言ってら Say Say! 私を更生させた一枚Vol.1 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 70歳までのカウントダウンに入ったこともあり、この心身が元気なうちに何が出来るか何を優先すべきかを考えるようになりました。ワイフとの生活、未果ての夢の楽曲発表やら音楽活動を中心に限りある残りの人生設計は急務です。そして溜息代わりに始めたブログも早3年、一向にアクセス数も増えないので、こちらもリニューアルが必要ですかね。ということで新たなテーマが9月からスタートします。

 私を更生させた一枚Vol.1

 さて今年ネットの音楽ファンの間で”私の更生する42枚”がプチブームになりました。友人のウルフマンさんもP1P2と84枚の座右のアルバムをアップされました。結局私にとってはお気に入りのアルバムお気に入りの楽曲全てが私の血となり骨となっていると思いつつも、自分らしいアルバム企画テーマを考えようと思い、”私を更生させた一枚Vol.1”に至りました。構成ではなく私に音楽のみならず愛や色々なことを教えてくれた、そうです、ふしだらな私を更生させたこれこそが私の座右のアルバムだと思いました。

 私を更生させたCISCOのお兄さん

 アルバム紹介を前に私を更生させてくれた人物がいます。もちろんワイフ、そして亡くなった恩師伊藤先生を筆頭に多くの方にお世話になりました。そんな中、異例と言える恩人が渋谷にあったレコード屋CISCOの名前も知らない(いや教えてもらったけど忘れた?)店員のお兄さんと下北沢にあったRock Bar Eat A Peachの初代オーナー林さんですね。まあ下北と言えば焼き鳥陣太鼓(づんでこ)の店員さん(その後店長になったようです、)も入れちゃいますか。その中で音楽的に最も影響を与えてくれたのがCISCOのお兄さんです。

 先生の教えは聞かずともお兄さんの言葉は天の声

 なぜ1976年77年に拘るかは説明してきましたが、ワイフと出会った時期、音楽活動に熱を入れていた時期で、週末には歩いて30分以内で着く渋谷には足繁く通いました。お小遣いが入ればCISCOに直行、顔見知りになれた私は好みを伝え、そしてCISCOのお兄さんは推薦盤を紹介してくれました。生意気で天邪鬼の私でしたが、CISCOのお兄さんの話は素直度100%で聞けました。やっぱり人間素直が一番、素直になれば良いことがあるんです。それがこのアルバムです。

 唯一のアルバムは私にもオンリーワン

 1976年に唯一のアルバムFunky Kingsをリリース、輸入盤がCISCOに届いてすぐさま購入したアルバムです。私にとっては全編ウエストコーストの大名盤です。そりゃメンバーのJack Tempchin、Richard Stekol、Jules Shearが楽曲制作しているんだから悪かろうはずがない、でもまだ19歳の若者は知らないバンドを恐る恐る試聴、そして余りに良さにノックアウト、完封されました。特に最初はJules ShearのLet Me Go、So Easy To Beginが大好きでしたが、時とともにJack Tempchinがお気に入りアーティストになりました。通しで聴いたアルバムとしては間違いなく生涯ベストの上位にランクされますね。

 音楽は人生を変えてくれる。

 結局当時は音楽性よりメジャーデビューのことをばかりに気を取られ、好きな音楽と自作曲との温度差があったのでしょうね。色々あったことも事実ですが、叶わなかった夢から覚めて50年が経ってやっと好きな音楽を自作曲に反映させることが少しだけ出来たかなって感じています。すっかりお爺さんになっちゃいましたが、最後に音楽は人生を変えるを実証したいですね。to be continued

 

さてFunky Kingsはもちろんブログ内再生が出来ません。まあ皆さんご存知の方ばかりでしょうから無問題ですね。3人の名曲のリンクを貼っておきます。

always