洋楽涙そうそう〜偉大なる三拍子に学ぼう〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

親父から爺へ、そしてその先には・・・

 老体を若返らせることは至難ですが、曲作りの再開は確実に心のリハビリにはなっていると実感しています。仕事中でも誰も乗らない送迎車の中で自作曲を鼻歌で歌いコーラス部分を考えるなんてキモい爺ですが、それでも40年も前の心の叫びを少しは取り戻せたかと自己満足甚だしい限りです。さて40年以上も前の音楽活動において課題だったことが、三拍子の楽曲制作です。8ビートはまあそれなりだったのですが、三拍子の曲となると満足できる楽曲をひとつも残すことができませんでした。そして40年後、今度こそはヤルゾ〜とばかり精を出しているのですが、未だワンフレすら降りてきません。そこで今日は爺の人生を支えてくれた位の座右の3拍子の楽曲を紹介して、気持ちを奮い立たせたいと思います。

 まずはLove Has No Prideです。爺のMusic Lifeにおいて最高峰の3拍子名曲のひとつであることは間違いありません。誰のヴァージョンでこの曲を知ったのかはあやふやになるほど、大好物のアーティスト達のヴァージョンを聴いてきました。作者Eric Kaz、Libby TitusはもちろんLinda Ronstadt、Bonnie Raitt、Tracy Nelson、Lynn Anderson、Rita Coolidgeなど枚挙に遑がない状態ですね。基本が女性ソングですが、今日は検索で初めて知ったオーストラリアのシンガーで70年代から80年代まで活動したバンドSherbetのリードヴォーカルDaryl Braithwaiteの1977年のヴァージョンを紹介します。こんな曲を書けていたら、今頃曲作りを生業にしていたなと納得してしまいます。

 お次はIf You Don't Know Me By Nowです。この曲を知ったのは大ヒットしたSimply Redのヴァージョンですが、元歌は今年追求している72年産、フィラデルフィア・ソウルのグループHarold Melvin & The Blue Notesですね。今回は日本でも人気の高いJose Felicianoのヴァージョンです。聴けば歌いたくなる、これがまた良いんですよ。もっぱらアコースティックだと思っていましたが、エレキもバッチリです。

 お次はもちろん我らがEagles、Don、Glenn & Randyの共作名曲Take It To The Limitです。でもやっぱりRandy Meisnerが一番お似合いですね。今日はRichard Marxとの共演、Timothy B. Schmitもいますよ。

 最後は世界中で愛されている3拍子の名曲Billy JoelのPiano Manです。3拍子というとどうしても牧歌的になってしまいます。それはそれで魅力はあるのですが、今日紹介した4曲はどれも3拍子と思えないほどホットな楽曲ばかりです。さて今日紹介できなかった3拍子の名曲はまだまだあります。是非とも今後も続けていきたいと思います。最後にオマケといったら失礼ですが、最高の3人による最高の3拍子を貼り付けました。いや〜気持ちが奮い立つより凄すぎて落ち込む程の名曲に降参です。

always