今日の一枚、この一曲 今年もCountry Rockを追い続けます。 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 私が70sのCountry Rockが好きなことは耳タコですね。ですがそれほどブログでは紹介していません。好きなだけに吟味しすぎて紹介することに躊躇している感は若干あります。さて今日紹介するAndy Roberts And The Great Stampede(1973)は自信を持って紹介できるアルバムです。Andy Robertsといえば私は、泣く子も黙るGreat American-English Iain Matthews先生(どうもIainよりIanがしっくりきます。)とのPlainsongのメンバーで初めて知りました。しかし偉大なMatthews先生の影に隠れる存在でした。しかし何のきっかけかは忘れましたが、AndyのソロアルバムHome Grown(1970),Urban Cowboy(1973)を聴き、AndyがMatthews先生に負けず劣らずのAmerican-Englishの方であることを知り驚きました。

 以前はCountry Rockはアメリカ、イギリスはRural Music Rural Rockみたいなこだわりがありました。Rural Musicにも大好きなアーティストはいます、ですが広大なアメリカの田舎と日本並みの国土であるイギリスの田舎田園から生まれてくる音楽は違うんだと思っていました。Matthews先生をはじめ多くのイギリスのミュージシャンを知り、自身の浅はかさを思い知りました。今はどこかにEnglishの陰影を漂わせながらのアメリカーナは私の大好物になりました。

 さて今日紹介するアルバムはAndyの最高傑作との呼び名も高い作品です。自身のバンドThe Great Stanpedeとの名義では唯一のアルバムです。私ははStanpedeと聞いただけで飛びついちゃいます。DoobieのStanpede、カナダのThe Stanpedersが直ぐに出て来ちゃいます。現在アンログは結構入手困難かもしれませんが、2007年に発売されたCDはまだ入手可能だと思います。Apple Musicなどのデジタル音源はまだアップされていないと思います。

 それでは私の一番のお気に入りSpeed Wellで幕開けです。

 CSN風からスカビートやられちゃいました。

 Matthews先生もそうですが、この甘いヴォイスには参ります。

 最後はバンド名の楽曲です。どうでしたか?曲調もバラエティに富んでいますし、演奏上手ですし、ジャケットがまた良いですね。これはやっぱりアナログが欲しくなります。今回自分としてはレベルの高いアルバム紹介だと思っているので、今後またCountry Rockのバーが上がってしまったかもしれません。

always