HOME 我が家からこの星の隅々まで、永遠にHomeであれ...。 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

親父から爺へ、そしてその先には・・・

 "HOME"って私には温かいイメージのある言葉です。私達夫婦にとっては、息子たちがいつでも気兼ねなく帰ってこれる我が家が"HOME"です。子供がメンバー入りし、家族を持った二人の息子には、是非温かい"HOME"をつくってもらいたいと切に願っております。今"HOME"を地球単位で考えれば、とっても悲しい状況になっています。"HOME"が歪んでしまうと、そこで暮らす人たち、去っていく人たちが悲しみや苦しみを背負わなけばなりません。どうか居心地の良い"HOME"に戻るよう願うばかりです。

 音楽の世界に"HOME"をあてはめてみましょう。洋楽邦楽問わずにHomeがタイトルに入っている曲はもの凄く多いです。生きて行く上で"HOME"は大切なことで、そこに感情移入されやすいのでしょうね。そこで"HOME"をテーマにした優しい曲、寂しい曲等々を今後紹介していきたいと思います。初回の今日は当然ながら現在までに私がヘビロテで聴いてきたHome Songを紹介します。

 Kenny Loggins / Celebrate Me Home

クリスマスソングとして有名ですが、歌詞にクリスマスあったかなぁ?忙しくしていたKennyがつかの間の帰省を歌った曲ですかね。心そこから安らげる素晴らしい"HOME" Songです。

 Little River Band / My Own Way Home

70年代にLittle River Bandは大好物でした。ですがこの曲は2000年以降に聴いてお気に入りになった曲です。My Own Way Homeって自分の帰り道?ってことかなぁ?私たちの子供の頃は今と違い、集団登下校ではありませんでした。ですから仲の良い友達との帰り道は、たかだか1kmにも満たない距離でしたが、寄り道をしながらの楽しいひとときでした。時には喧嘩をして一言も喋らないけど一緒には帰る、なんか可愛い時間がそこにはありました。

 アメリカは国土広いだけに州単位での地域性が顕著な国ですね。ですから暮らす人たちには、州に"HOME"を意識します。そして州や州都への愛着から多くの歌が生まれてきました。ブログでも紹介した、My Old Kentucky Homeもそうですね。Southern Rockの代名詞のひとつLynyrd Skynyrdも素晴らしいご当地ソングを1974年にリリースしています。いやぁ〜Sweet Home Saitamaって気持ちにはなるのはちょっと...。

 Lynyrd Skynyrd / Sweet Home Alabama

 最後は涙なしには聴けない、The Notting Hillbillies / Feel Like Going Homeです。元歌は Charlie Richの1971年の名曲中の名曲です。Bette daysに閉店が迫った頃に知った曲なんです。閉店が決まりカウントダウンが始まった頃は、毎日聴けば泣いてって感じでした。やっと夢が叶いできあがった小さな"HOME"を私の稚拙な経営力で失いました。地元の人たちも、友達も、常連もみんな優しくしてくれたのに、裏切ってしまいました。偉そうに"HOME"を語ってきましたが、情けない私の人生で1番の汚点です。阿佐ヶ谷に集まったみんな、本当にごめんなさい。

always