Back to The 70s 〜David GilmourとCountry Rock〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 David Gilmour、言わずと知れたPink Floydの中心メンバーです。Country Rock好きの私でさえ中学校時代は「原子心母」「おせっかい」は聴きました。当時ラジオから「吹けよ風、呼べよ嵐(One Of These Days)」(1971)はよく流れていましたね。5大プログレバンドぐらいは知っているし、聴いてもきました。(余談ですがELPは結構聴き込みました。)そのひとつPink Floydが世界的なロックバンドであることも納得しています。ただ中学卒業後私の音楽生活との接点がなかったことも事実です。しかしその後70sに活動していたイギリスのBand、Unicornを知り、Gilmourと再会するのです。Unicornは70sに4枚のアルバムをリリースしたイギリスのBandです。驚いたのは内容がアメリカのCountry Rock Bandのようだったことです。それ以上に驚いたのは、その4枚のアルバムの1st以外の2nd~4thアルバムをプロデュースしたのがDavid Gilmourだったことです。70sと言えば前述のアルバム以降「狂気」や「ウォール」などFloydは全盛期、これはきっと名義貸しだろうと思いました。しかし、自身のホームスタジオでUnicornの録音に立ち会い、またGilmourはソロアルバムにUnicornの楽曲までカヴァー収録していました。これりゃGilmourはCountry Rockが大好きなのか、よっぽどCountryに造詣が深いのだろうと感じました。そしてその頃からその根拠を知るために、イギリスのRural (田舎の、田園の)musicやBritish Folkに興味を持ち聴きかじりました。それはある意味霧が立ち込めた沼地を彷徨うような大変な作業になりました。(こちらの名盤紹介などはまたブログで書かせてもらいます。)

 さて、今日は彼らの4thアルバムOne More Tomorrow(1977)から誰もが知っているHave You Ever Seen the Rain

(雨をみたかい)とJack Tempchinの名曲Slow Dancing、泥臭さが全くなくコーラスがまたブリティッシュなカヴァー2曲をお聴きください。もちろんUnicornのオリジナル曲も素晴らしい曲ばかりですよ。

 

 さて、今日はこれで終わりません。今回ブログを書くにあたって、Gilmourさんをあらためて調べてみました。そしたらあっと驚き、2006年にリリースされたGilmourさんのソロアルバムOn An Islandにあのお二人が参加していました。

これがまた素晴らしく、Gilmourさんの才能に感服いたしました。

私には全くもってゴールデンなウィークでした。

それでは今日からも続く自粛生活に乾杯!

always