親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
今日は父の命日。
3年が経ちました。
もう3年、まだ3年。
3年しか経っていないのに、
不思議なもので、
もう10年ぐらい
経ってしまったような感覚もあります。
特に最初の1年は、
記憶があまりないのです。
3年前の今日、
外出先で、父が倒れ、
そのまま帰らぬ人となりました。
父が食べたいと言った
チーズケーキを実家にお取り寄せし、
その日の午後、私も実家に戻り、
一緒に、いただく予定でした。
お葬式前に
あの冷凍だったチーズケーキを
泣きながら食べたことを、
よく覚えていますし、
それ以降は、しばらく、
チーズケーキが
食べられませんでした。
父に「してあげていた」と
思っていましたが、
父の喜ぶ顔が、
どれほど私にとって
嬉しいことで、
逆に、幸せをもらっていたか。
悲しいことに、他界してから、
気づくものです。
美味しいもの好きの父が
いなくなったことで、
「お取り寄せ」をチェックすることが、
めっきり減ってしまいました。
父は、仕事が大好きで、
熊本、横浜、愛知県一宮、など
全国転勤だけでなく、
１０年以上、
中国・北京に赴任していました。
だからなのか、私が仕事をしている姿が
大好きでした。
グループメンタリングや
講演会や瞑想会が終わり、
実家に戻ると、
「人様に喜ばれる仕事はいい」と、
嬉しそうにしてくれていました。
当時は、そんなにもありがたいことだとは
思っていませんでしたが・・・
姿がなくなってしまうと、
「あぁ、ああやって喜んでくれる人は、
いないんだな」と、
なんとも寂しく、
何年たっても、その悲しみは消えないものです。
「死は誰にでも、
突然訪れるものだ」、
前にもまして感じるようになったり、
「姿はなくても、
存在を身近に感じられる」ということに
気づけたのは、
父の死を通して、
実感したことです。
それでも、
悲しみは薄れることはあっても、
消えることはないのだとも実感中。
悲しみを乗り越えるには、
悲しみを抑えず、
泣きたい時に泣くこと、
目の前のことに集中すること。
このバランスだと思います。
誰にでもお役目があり、
お役目が終われば、
命の長さに関わらず、
天に帰っていくのが、
自然なことなのでしょう。
残された人は、
故人から受け取った思いや学びを糧に、
日々を大事に生きて、
やがて天に帰るときに、
「あぁ、よく生きた」「やりきった」と、
先に旅立った方々に
ご報告できるような
生き方をすることです。
こうやっておりにふれ、
父のことをブログに書き、泣き、
少しずつ、乗り越えていけたらと思います。
もし、今、悲しみの淵にいる方がいたら、
無理しないでと、伝えたいです。
無理に立ち直ろうとせず、
いっぱい泣いて、同時に、
少しずつ、日常を
大事にしてください。
悲しみが深い分、
それだけ、あなたの人生に
大切な人がいたというあかしです。
もし、いずれくる両親の死が、
怖いと感じている方がいたら、
その不安のエネルギーを、
親孝行に使ってください。
生きているうちにしか、
できないことって、
やはりありますのら。
もし、今、ご両親と、
喧嘩ばかりしている方、
喧嘩できるのは、
生きているからこそです 笑
それもいい。
それでも、
「喧嘩のトータル」＜「感謝のトータル」
になるよう、
ありがとうを、いっぱい伝えたほうが
後悔が少ないです。
許せない親だとしても、
未来のあなたのために、
「ありがとう」を伝えてください。
もし、ご両親やどちらかが
すでに旅立ってしまっている方、
「孝行したい時に親はなし」と言いますが、
他界してからでも、
親孝行はできると思います。
受け継いだ命を大切に生きること、
親よりも幸せになること、
そういう生き方こそが、
本当の親孝行だと思います。
そして、この３年間、
たくさんの思いや励ましを
ありがとうございました。
おかげさまで、
なんとかここまでやってこれました。
お返しの人生を
生きていきたいと思うようになったのは、
父やショパンの死
たくさんの悲しみに
寄り添っってくださった皆様のお陰で、
今があるのを、
身にしみて、感じているから。
本当に、お陰様です。
ありがとうございました。
今日は２９日。祈りの日。
早朝から、
川崎大師で護摩焚きにいってまいります。
いつもに増して、早起きする予定なので、
ブログのアップは深夜です。
もし、あなたの大切な方のことも
・・・と思う方がいたら、
ご一緒に。
あなたの大切な方のことも、
ともに祈り、
ご冥福を祈りたいと思います。
希望される方は、
ブログのコメント欄に載せてください。
もちろん、亡くなられた方だけでなく、
あなた自身や
あなたの大切な方のことでもOKです。
今、あなた自身やあなたの大切な方が、
しんどい時には、祈りを送ります。
たくさんのお花もありがとうございました。
グループメンタリング・３５期サンゴの皆様、
高野文ちゃん
福田奈央ちゃん
深堀 佐智子さん
アドバンスコース１期：Cutting Edgeのみなさま
ようちゃん
ハナマサさんが、ご配慮くださって、
一度にたくさんお花が来るより、
この悲しみの深い時期、少しずつ届いたほうが、
慰められるのでは・・・と、
このあと、何回かに分けて贈ってくださるそう。
FourCloverDreamsの方々、
Harmonyの方々、
CuttingEdgeの方々、
鈴木美齢さん、
藤原真帆子さん、
秋田峰子さん、古谷直子さん、
多賀淑子さん、高倉由紀子さん、
木月仲子さん、ありがとうございます。
感謝を込めまして
真奈美
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