「地球ファミリー 未来の子どもプロジェクト」のひとつとして、
ご縁あった地域の中高生からの相談を、
ボランティアでお受けしています。
この時期、毎年、問題になるのは、
夏休み明け近くは、
子どもの自殺が多くなること。
「学校に行くのがツライ」
「でも親のためにも、行かないと」
という子どもに対しては、
「行かなくてもいいよ」と、伝えます。
学校にいると、
「不登校はいけないこと」
「無理にでも学校に行かなくては」と思うようですが・・・・
無理に行かない
＝ズル休みではありません。
逃げること
＝負けること、でもありません。
もちろん、不登校を積極的に
推奨するわけではありませんが、
死ぬほどツライ学校なら、
「学校に行かなくてもいい」という選択肢もあるのです。
社会に出ると、学校以外の選択肢は、無数にあります。
どうしてもツライ時は、無理に学校に行かず、
「逃げる力」「休む力」を育んでください。
自然界の動物だって、
「やばい！」と思ったら、
全力で逃げるし、休むのです。
逃げず、休まず、
限界を超えて、
がんばりすぎてしまうのは、
人間くらい・・・。
学校に行かないのも、勇気がいると思います。
それでも、その分、
本をたくさん読んで、過去の偉人に学んだり、
学校以外の人に会いに行ったり、
心を開ける誰かを探したりしながら、
学校とは違うところに、
「小さな居場所」を探してみてください。
また、「家」にひきこもると、
ネガティブなことを
どんどん考えてしまいがちです。
学校に行かなくてもいいから、
その分、
外に出て、太陽の光を浴びたり、
軽い運動やストレッチをして、
体は整えてみてください。
忘れないで。
不登校でも、社会に出てから、
活躍している人は多いです。
人生は、どこからでも、
スタートできるのです。
周りと同じペースで、
同じように生きることに、
意味と価値はありません。
本当にツライ時は、
学校から離れ、
時が過ぎるのを、
静かに待っていてもいいんです。
これって、社会に出てからも同じ。
無理に会社に行って、
過労や人間関係で、
心や体がすり減るまで、働かなくても、
他に選択肢はたくさんあるのです。
不登校はたしかにツライ経験かも
しれないけれど、決して、ツライだけじゃない。
ツライ経験も、自分らしい輝きに
つなげていくことができるのです。
大丈夫。
あなたを大切に思う人は、
周りにちゃんといてくれるから。
「この人のために、生きていてよかった」と
思える人に、
いずれ、必ず、出逢えるから。
最後に・・・
私自身、中学校の時にいじめにあい、
学校に行くのがつらい時期がありました。
幸い、両親や先生、
支えてくれた大人がいたので、
学校には通いましたが、
朝が憂鬱な日々を、長いこと過ごしました。
ただ、「いじめた側が、普通に人生を送って、
いじめられた私が、留年して
人生を狂わせるのはおかしい！」と思ったんです。
本来の負けず嫌い根性から・・・・
「ちょっと出ているから、打たれるなら、
出すぎた杭になれば、叩かれないはず」
と、逆に、とことん勉強して、
高校進学時には、特待生に選ばれました。
もう、誰も、文句は言いませんでした。
いじめにあった期間に、
学んだこと、得たことも多かったです。
過ぎてみれば、
「あの出来事があったおかげで」と思えますが、
ただ、渦中はやっぱり辛かったです。
おとなになってから、
いじめた子たちに会った時、
「あれくらいのことで？」と笑っていました。
そう。いじめられた方の心の傷は、
いじめた側にはわからないし、
それも仕方ないことかもしれません。
でも、だからこそ、
あなたは、あなたの人生をあきらめずに、
命を、ちゃんとつないでいってほしい。
どんな時間も、過ぎていきます。
嵐の時期は、静かに、
時がすぎるのを、待っていてください。
いずれちゃんと、朝はやってくるから。
一寸先は光です。
今日のブログ、
必要な方に届きますように。
シェア・リブログも歓迎です。
鈴木真奈美
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