今日は、打ち合わせする度に、
話題は、サッカーワールドカップのポーランド戦でした。
私は、スポーツの試合自体には疎いのですが、
「エネルギー」を分析するのは、好きなのです。
今回の試合に対して、
「勝ち方が良くない」
「結果だけで、プロセスはどうでもいいのか」
「フェアプレーじゃない」
「負けてもいいから、最後まで戦う姿を見せてほしかった」
「他力を選んだことに、憤りを感じた」
「試合は美しくなかった」
という批判も多かったようですが・・・・
ワールドカップ直前の監督変更
監督がチームを作り上げたのは、たった1ヶ月半。
(これまでは、直前に監督が変わって
決勝トーナメントへ行った国は、殆どなかったそう)
他国はほとんど格上
かつ、ものすごい高温&湿度
そんな悪条件の中で、チームが一致団結して、
なりふりかまわず戦い、
結果として、8年ぶりの決勝トーナメント進出。
これって、サッカーファンの方達の悲願だったと思うのです。
にもかかわらず、批判の嵐って、
なんなんだろう・・・・・。
おそらく、誰よりも悔しかったのは、
選手だったはず。
本来なら、誰よりも、
最後の1分1秒まで、
全力尽くしたかったことでしょう。
監督だって、
「全力で、やってこい」と、
正々堂々、
背中を押したかっただろうと思います。
でも、日の丸を背負って、
「日本の代表」として、
期待を背負っている以上、
リスクをとって、
あえて批判を受け止める覚悟もし、
恥をかくこともいとわず、
なりふりかまわず、
「結果」を取りにいく選択をした。
そして、「日本の代表」として、
結果を出した。
良い悪いじゃなく、
正しいかどうかじゃなく・・・・
前代未聞の決断をして、
「結果」を出したこのチームを、
私は、個人的に、潔いと思ったのです。
叶うことなら、フェアプレーで、
正々堂々と、
美しく、きれいに、圧勝する。
もちろん、
それができたら、何よりです。
それでも、環境や実力や状況やいろいろある中で、
リスクを取って、
矢面に立って、
あんなに頑張って、
最終的に前に進むことを決め、
結果を出して・・・
それなのに、
あんなに批判されるって、何だろう。
逆に、もし仮に、選手たちが攻めて、
なにかミスを犯して、
決勝トーナメントに行けなかったとしたら・・・
「あのまま、何もしなければ、決勝リーグにあがれたのに」
「采配ミスだ・・・」
という批判が、かならず出ていたはずです。
どちらに転んでも、結局、批判って出ますからね💦
もちろん、どういう意見や感想を持つかは、それぞれの自由です。
ただ、個人的には・・・・
世界中のメディアから叩かれても、
たとえ、やり方に納得できなくても、
それでも、
あんなに頑張った選手たちを、
世界中の批判からかばい、
「よくやった」
「がんばった」と、
ねぎらい、たたえたいのです。
誰がなんと言っても、
日本代表、本当に、お疲れ様でした。
そして、おめでとうございます。
せっかく掴んだ、決勝リーグ、
がんばってほしいです。
【追記】
三浦知良選手のコメントを教えてくださった方がいました。載せておきますね。
「なかなかできる経験ではない。
監督、スタッフ、スタンドの観客、テレビで見ていた人もみんなそういう経験をした。
大きな日本の財産になるんじゃないですかね。
勝ちに本当にこだわったやり方。
いろんな選択があるなかで、あそこまでの選択があの瞬間できたなと。すごいと思いますね」
(日刊スポーツより)
鈴木真奈美
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