昨晩も今朝も、本当に寒いですね・・・。
あたたかくして、おでかけください。
さて、「プロフェッショナル」「職人」
そんな言葉が好きです。
先日、お会いしたのは、
天然酵母のパン屋のオーナーさん。
1日に1000人以上が来店すると言われるこのパン屋さん。
・その日の温度によって、
材料の配合を変えたり。
・常に、お客さんを感動させたいと、
ご自身の感度のブラッシュアップを忘れないよう、
休みごとに、違う業界に食べ歩きをしたり。
・パン業界全体が抱えている
「後継者不足」に向き合い、
日本のパン屋を育てる事業をはじめたり。
パンの美味しさはもちろんのこと、
プロとしての仕事ぶり、
職人気質、
業界に対する愛に、
感激してしまいました。
私は、プロの仕事ぶりが好きです。
仕事に誇りを持ち、
仕事を愛し、
細部にまで手を抜かず、
目の前の一人に心を尽くす。
当然ながら、
クオリティは常に変わらず、高い。
プロとアマの違いは、思うに・・・。
・仕事に対する情熱、愛情
・クオリティの追求（つねに改善）
・誰も見ていなくても、
お客様が少なくても、手を抜かない。
・お客様を大切にし、
お客様の期待を裏切らない
・アウトプットが一定の品質
（感情や状況に左右されない）
だと、思うのです。
特に、状況や感情に左右されず、
アウトプットが一定の品質というのは、大事です。
たとえば、
「つらいことがあったんで、
今日の仕事は、イマイチです」というのは、
人間らしいと言えば、そうですが、
プロとはいえません。
年に１回、
奮発したご褒美旅行なのに、
飛行機の客室乗務員や
ホテルのスタッフが
「その日の気分がのらないので」と、
質の悪い、対応したら、
お客様側は悲しいですよね・・・。
その人の事情がどうあれ、
それは、お客様にとっては、
まったく関係のないことですから。
「あぁ、この人プロだなぁ」と思う出会いがあると、
嬉しくなりますし、
私も、そうありたい、見習いたいと、
学ばせていただく思いです。
なので、私は、わざわざ、
「プロ」に会いに行きます。
サービスを受けたいというより、
その人に想いやあり方に触れたくて。
こちらのホテルの総支配人も、
すばらしいプロで、大好きです。
もし、好きなことを仕事にしていきたいと
思われるなら、
まず、「プロとして覚悟」を決めること。
数に一喜一憂せず、
目の前の一人を大切にし、
「プロ」として関わること。
来て下さる人の数にかかわらず、
心を尽くすこと。
プロとしての覚悟を決めた時に、
それにふさわしい流れがやってきます。
周りからも、
プロとして扱われるようになり、
プロにふさわしい仕事、
プロにふさわしい出逢いがやってきます。
そんなことを考えていた矢先に・・・
昨日のトークイベントに来てくださった、まりりんさんから、こんなコメントをいただきました。
ーーーーーー
今日のト－クイベントに参加した後に、ブログ読みました。悲しい気持ちを抱きながらも、イベントでは一切その感情は表に出てませんでした。
真奈美さんは愛の深い方だなと思いました。
貴重な時間をありがとうございました！
ーーーーーー
そんなふうに見ていてくださったなんて、
ありがたいなぁと思いました。
まりりんさん、ありがとうございます。
確かに、都ちゃんのこと、
ショックで前日夜は眠れませんでしたが・・・
私の事情がどうあれ、
寒い中、楽しみに来てくださる方には、
まったく関係ないですからね。
心を尽くそうと決めて、
場をつくったので、
そうとらえていただけると素直に嬉しい。
本当に寒い中、来てくださった皆様、
ありがとうございました。
昨日のトークイベントはこんな感じ。
（photo by 橋爪公美子ちゃん、弓削加寿美ちゃん）
八重洲ブックセンターさんでは、
サイン会に来れなかった方のために、
メッセージ本を数冊、用意してくださっています。
よかったら。
（電話番号：０３－３２８１－８２０１）
今日もいい日でありますように。
真奈美
人生の「主役」はあなたです
著者 鈴木真奈美
PHP研究所
ISBN-10: 4569828159
ISBN-13: 978-4569828152
↑この画面を見せていただくと、書店さんがわかりやすいそうです
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