日曜から1泊で箱根に行ってきました。
今日も有休を取っていますが、家の事などしてゆっくり過ごしています。
湯本付近、車から見えたロマンスカー
去年の箱根旅行と同様
今回もとても楽しかったです
1日目は彫刻の森美術館へ。
去年は雨だったので行けなかったのです。
私達は割とじっくり見るタイプなのと
途中、軽食を取って休憩したのもありますが
見どころがあり過ぎて、3時間半も経っていました(!)
しかも閉館時間になってしまい、本館ギャラリーの室内展示を見そびれました~笑
という事で、彫刻の森美術館のアートを
さらっと一部(でも、3回に分けて)記録しておきたいと思います。
入口を入ってすぐにある作品が、フランソワ・モルレ「網目の球体」1962-63
”幾何学的な形の連続がリズムを生み出し、背景と形態の境界が曖昧になり
見る人に錯視をもたらします。”
ロダン「バルザック記念像」1891-98
フランスの文豪バルザックの苦悩する内面性を、深夜に想を練るガウン姿で表現。
んん? こちらは妖怪のぬりかべのようですね。笑ってしまいました・・・笑
カール・ミレス 「人とペガサス」
ギリシャ神話の英雄ペレロフォンがペガサスに乗って怪物の退治に向かう場面。
本当に空を飛んでいるみたい!
お天気が良くて、最高です
フランソワ=ザビエ、クロード・ラランヌ 「嘆きの天使」
ラランヌ夫妻の共同制作。水面に映った自分に恋したギリシャ神話に登場する
ナルシスのように、この天使も陶酔した表情を水面に映し出しています。
”流れ落ちる涙は、水面に映る自分の顔をかき消してしまう。
しかし、かなわぬ恋を嘆きながらも、その顔はどこか微笑んでいるようにも見える”
新宮 晋「終わりのない対話」
2つの帆がそれぞれに、風により上下左右に向きを変えて動きます。
流線形の形状は風の流れや抵抗が綿密に計算され、どんな風も逃すことはないそう。
自然との対話、人との対話 どちらも表現しているのかなぁ。
作者の言葉。
”草木が風になびくように、自然のリズムを素直に感じる鋭く豊かな感受性を身につけ、
あらゆる変化に対応できるしなやかな強さを養うことが人間には必要である”
伊藤 隆道 「16本の回転する曲がった棒」
単純な動きを繰り返しているのに、棒が曲がっている事や
16本ある事で、くねくねうねっているように見えるのが不思議ですね。
後藤良二 「交叉する空間構造」1978
金網の格子にヒントを得た、人間の連帯を謳歌し群舞しているようなエネルギーに満ちた作品。
黒い男性像と赤い女性像が72体、互いに手足をつなぎ連なっています。
子供達に人気 目玉焼きのオブジェ
カール・ミレス 「神の手」
何故か 芸人・小峠さんの「なんて日だ!」を連想してしまった・・・笑
ニキ・ド・サン・ファール 「ミス・ブラック・パワー」1968
妊娠した友人のお腹に発想を得た作品で、生命の源としての女性の自信に満ちた
女性自身による高らかな女性賛歌の像。2000年に世界文化賞を受賞。
ヘンリー・ムーア 「母と子」 1983-84
なんか倒れている人がいるー!! と思ったら
アントニー・ゴームリーによる「密着Ⅲ」という1993年の作品でした。
2013年世界文化賞受賞。
手足を思い切り伸ばして大地に密着しているこの体は
作家本人の体を型取って鉄で鋳造しています。
この角度から見るとクモのようですね。
続きます