「Green Book」 | Love the life you live❤️

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昨日は映画「Green Book」を観てきました。映画

アカデミー賞では作品賞含め3部門を受賞した作品です。

 

 

黒人の天才ピアニストドクター・シャーリーと
彼に雇われた、トラブル解決能力の高いイタリア人運転手トニーが
車で移動しながら2ヵ月のコンサートツアーを回ります。
テーマとなるのは人種差別、そして2人の友情。

くすくすと笑えるシーンも多くありますが
あの時代の黒人差別の現実には、ただただ 胸が苦しかったです。

その日の演奏者として、ゲストとして招かれているのに、
その場所のお手洗いを使用出来ず
あちらをどうぞと指定されたお手洗いは
とても人が使用するものとは思えない場所・・・

「見た目程ではありません。快適ですよ。」
 

「あなたは使った事があるのですか?」

シャーリーは決して屈しません。

「あちらを使えという事であれば
 一旦ホテルへ戻ってからこちらに戻ります」


ホテルと演奏場所の移動時間は30分。
その間お客を待たせる事になりますが、シャーリーは本当に一旦ホテルへ戻ります。

このシーンには、ぐっときました。
 

なんて、誇り高く、信念を持った人なのだろう。

 

自分をどう扱うのかは、自分次第なのだ。

自分が何者であるかを決めるのは、自分なのだ。。



ある時は、
その日の演奏者として、ゲストとして招かれているのに
黒人のシャーリーだけ、そのレストランで食事を取る事が許されません。

レストランの支配人がトニーに理解を求めます。

「個人的な差別ではありません。
 それがこの土地のしきたり、ルールなのです」

今の時代からすると、本当に信じられない事。

 

こんな屈辱が、あるだろうか・・・


もう、もう・・・

そんな場所で演奏する必要なんて良いよ・・・

 

 

シャーリーがトニーに言います。


「君がやれと言うなら、やるよ。」

さて、この後どうなるでしょう・・・? 
ネタバレはこの辺で。


事前情報を調べずに観に行ったのですが
エンドロールの直前で

この作品が実話を元に作られた事、
シャーリーとトニーの親交がその後ずっと続いた事、
2013年に3ヵ月の差で2人が亡くなった事を知りました。
実在したお2人の写真を見て、なんだかうるっとしてしまいました。。

 

もう1度見たいな。

本当に良い作品でした照れ