【楽に成る】(泰伯第八) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(泰伯第八)

子曰わく、詩(し)に興(おこ)り、礼(れい)に立(た)ち、楽(がく)に成(な)る。

 

【訳】

先師が言われた。

「詩によって奮い立ち、礼によって安定し、楽によって人間を完成する」

 

*礼は、社会的規範で、全体と部分、部分と部分の間の秩序を保つ形式である。楽は、礼の実践に於て和やかに調えていくものである。この両者によって均衡のとれた平和な社会が実現するのである。

 

<論語が醸すコーチング>

【楽に成る】修徳の道程では最後に楽で身を整えるので、コーチはクライアントが行動して振り返って学んだことを自分の知識として和やかに整えるサポートをしている。