新幹線トラブルで学んだこと | つねにコーチであるために

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昨日は仙台から帰ってくる際、新幹線が運転を見合わせてしまい、ちょっとしたパニックに遭遇した。

 

https://response.jp/article/2018/06/18/310980.html

 

原因は、どうやら新幹線のパンタグラフに鳥が衝突して停電を引き起こしたらしいけど、その間6時間もの間新幹線が止まってしまい、ちょっとしたパニックを体験した。

以下、その体験で学んだことを記しておく。

 

◯システムは崩壊する

 

JRの時刻表は論理的に計算され尽くして作成されており、しかも数分の無駄もなく大量の列車を運行させている。

 

これを維持管理しているシステムを支えているプログラムは想像を絶する量だと思われるが、そのシステムは一度歯車が狂い出すと、復帰できないぐらい機能しなくなる。

 

昨日の状況も、まさにそうなっていたと思われ、発券システムや乗車管理、運行スケジュール、発着列車の掲示板など、全てがコントロール不全に陥っていたと思われる。

 

このため、掲示板に表示されている情報と運行されている列車の状態、インターネットから予約できる列車の座席は整合性を失っていた。

 

駅の階段に座り込んでいる人が多々いるのに、ガラガラの列車が出発して行き、運休することが間違いない列車の指定席が予約できて、ガラガラの列車が東京駅に到着できず列車の渋滞を引き起こしていた。

 

◯情報は自分の目で見て確認する

 

駅の掲示板や場合によっては駅員さんも正確な情報を把握していないため、電車の発着や座席の埋まり具合は、自分の目で見て確認するのが確実だ。

 

改札付近に人が溜まっており、一見、列車に乗ることは不可能に思える状況でも、実はガラガラの列車が出発して行っていたりするのだ。

 

駅員も状況を把握していないため、正確な情報を提供できず、困惑した乗客を最善と思われる方向へ誘導できない。

 

◯間違いなくボトルネックができる

 

このようなプチパニックの状況では、間違いなく何かが集中するボトルネックが発生し、その後の行動が制限されてしまう。

 

昨日の場合は、大宮から先に新幹線が詰まってしまい、大宮から上野まで約1時間半車中に閉じ込められた。新幹線が渋滞していることがわかっていたら、迷いなく大宮で下車して、埼京線や京浜東北線に乗っていただろう。

 

◯特急券は払い戻しが可能

 

新幹線に乗車して仙台から上野まで帰ってきたが、座席を予約した新幹線が運休になったため、特急料金が返金された。

 

ただ、昨日新幹線の改札を抜ける際は、全ての特急券に対して払い戻しができるようなアナウンスをしていたので、自分が乗る予定だった新幹線が運休したかどうかを確かめる必要があり、場合によっては返金されないこともあるようだ。

 

全般的に、興奮して暴力的な行動や暴言を吐いている人は少なかったように見えた。日本人のマナーが磨かれた証拠であろうか。

 

ただ、周りが落ち着いている(諦めている?)ので、それに惑わされずに自分が進みたい方向に対して、自分の足で情報収集し行動して行くのが良いと思った。

 

以上、昨日の新幹線トラブルで学んだことを書き連ねて見た😊