WBCもいよいよ大詰めです。
われらが侍ジャパンも、準決勝に駒を進め、明日アメリカと
対戦します。
ぜひ連覇をしてもらいたいものです。
前回のWBCで優勝したときもそうでしたが、勝ち進むにつれ、
チームワークがどんどん良くなって行き、それに準じて結果を
手に入れて行けるようになります。
甲子園で勝ち進むチームがそうで、一試合ごとに上手くなる
という話を良くしています。
ところで、チームワークってなんでしょう?
チームワークが良いとは、どんな状態のことを言うのでしょう?
「複数の人間が集まり、ある目的・目標に向かって協調しながら
仕事を進める」
というのがチームワークと定義できそうです。
では、チームワークが良い状態では、どんなことが起きているので
しょうか?
・みんなが同じ目的・目標に向かっている
・役割・作業分担が明確になっている
・グランドルールが明確になっている
・お互いが信頼し合っている
・他の人の至らない所を誰かが補っている
・自主的に働きかけている
・知恵を出し合っている
・知識や技術を共有している
・リーダーが存在している
・フォローワーが存在している
・コミュニケーションが活発である
・笑いや楽しさがある
・喜びや成果を共有している
・相乗効果を引き出している
まだまだ上げればきりが無いですが、こんな状態が
チームワークが良い状態と言えるのではないでしょうか。
では、どうしたらこのような状態を創り出せるのでしょう?
一つの明確な答えとして、コミュニケーションがあるかどうかです。
一人で仕事をする上では必ずしもコミュニケーションが必要無くても、
複数人で仕事をする上で、コミュニケーションは欠かせません。
プロジェクトの進行が滞ったり、連係プレーがバラバラで
試合に勝てなくなるのは、コミュニケーション不足からです。
そう考えると、コミュニケーションスキルって、とっても
重要なスキルです。
コーチングを勉強して学んだのは、コミュニケーションスキルで
もっとも大切なのは、相手の話を「聴く」とういうスキルだということ。
自分が上手に話すことがコミュニケーションスキルだと思っていた
私にとって、大きな学びでした。
それまでは、自分が話をしなければコミュニケーションが取れない
と考えていたのですから、大きな勘違いですね(^^ゞ
相手の言うことを理解できないと、自分の考えていることを伝えたり
相手に同意を求めることが難しいのです。
悲しいかな、このことは、世の中の8割以上の人が理解していないのが
現状です。
実際に、コミュニケーションが上手くいっていて、パーフェクトな
チームワークを発揮しているチームって、滅多に無いですよね(^_^;)
はたして、今回の侍ジャパンのチームワークやコミュニケーションは、
どんなじょうたいなのでしょう?
どんな結末が用意されているのやら。。。
学ぶことは多そうです。