情報セキュリティスペシャリスト | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、曇り時々晴れ。昨日は良いお天気に恵まれました。

といっても、日中は情報処理技術者試験を受験していたので、
大学の教室に籠って試験問題を解いていました。

IT業界に身を置いているため、半年に一度、いろいろな大学で試験を
受けることができるのですが、これが、結構楽しいイベントになっています。

もちろん、試験に合格するに越したことはないのですが、大学で試験を受ける
というステータスが、いつも心を躍らせてくれます。

昨日の戦績は、回答を見る前は「2勝1敗」、3分の1の回答を見た後は
「1勝1敗1引分」と、かなり合格確率は低くなってしまいました(^_^;)

ちなみに、合格には「3連勝」が必須条件です。#全然ダメ(^^ゞ

私が受験したのは、「情報セキュリティスペシャリスト」という受験区分で、
インターネットが普及した現在では欠かせないスキルの一つです。

最初に受験した時に比べると、自分の中での興味は日に日に高まってきて、
試験を終えた今日など、SSLやS/MIMEについてネット検索して、どんな仕組みか
詳しく調べてしまいました。

#試験前にやれ!ってか(^_^;)

なんで調べたのかというと、もちろん、試験問題のど真ん中として出題される
技術で、試験を受けているうちに疑問と興味が湧いたからです。

SSLやS/MIMEは、インターネットを利用する上で必要となるセキュリティに
関する知識ですが、正直な話、今までは殆ど興味が湧きませんでした。

なぜなのか理由を考えてみました。

もっぱら会社の仕事でインターネットを利用するのは、わからない言葉を
調べたり、ニュースを参照したりするときです。

会社のインターネット接続環境は、専門家がセキュリティ対策を投じていて、
我々一般社員が全く心配しなくても、悪意のある人々から守られています。

そんな環境下では、自分のアクセスを守ろうとか、メールを暗号化しよう
という意欲は湧き起こりません。

会社が興味の芽を摘んでいるとは言いませんが、必要に迫られない環境では
それなりのことしかしないようになります。

これと同じようなことが、最近起こっています。

会社で使用しているパソコンのシステム管理者権限を取り上げられて
しまったのです。

これによって、会社のパソコンにフリーウェアをインストールしたり、
便利なツールを組み込んだりができなくなってしまいました。

もちろん、会社として、セキュリティ上必要な行為だとは理解できるのですが、
技術者から工具を取り上げたようなものです。

今後、システム改善に関する創造的な提案がし辛くなったことは確かです。

話を元に戻すと、私がインターネットのセキュリティ技術に興味を持ち
始めたのは、必要に迫られてです。

最近、IT業界以外の人との関わりが多くなり、私がIT業界で暮らしていると
お話すると、必ず質問されるのです。

メールの設定がうまく行かないのですが、SMTP-AUTHってなんですか?

とか、

アウトバウンドポート25ブロッキングされたのですが、POP before SMTPを
使えばよいのですか?

SSLとTLSはどうちがうのですか?

公開鍵と秘密鍵と共有鍵には、どのように違うのですか?

デジタル署名って、なんですか?

などなど。


たまに、

「コンピュータウィルスは、人にはうつらないのですか?」

という質問があったりして、心がなごみます(^^)


そして、この質問を受けた時は、こんな応対をしています。


Aさん:コンピュータウィルスは、人にはうつらないのですか?

わたし:この前感染した人は、3日前と5日前と7日前の記憶が消えました。

Aさん:えっ!・・・。感染した時は、電気屋さんに行けば良いのでしょうか。

わたし:針治療で治ります。「0」と「1」でできてますから。


ね。興味が湧くでしょ!(^^)!

でも、人をだますようなことはやめましょうねー(^^)/~