☆ハーレム日記リバイバル☆ 第131号-1 「ハーレム日記」いよいよ出版! | NYで生きる!ベイリー弘恵の爆笑コラム

☆ハーレム日記リバイバル☆ 第131号-1 「ハーレム日記」いよいよ出版!

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          第百三十一号12/01/2001

              Harlem日記
     
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*****「ハーレム日記」いよいよ出版!*****

とうとう私の本の価格が決定した。
B6判(128*182)
「Harlem日記」200ページ 1700円(税別)
「続・Harlem日記」198ページ 1700円(税別)
<※デジタル出版、当時はあまり売れなかったので、結局コケました。。。>

オンラインでしか買えないオンデマンド出版という形式。
仕事はじめ1月4日から発売が開始される。うひょ〜〜〜っ!

レイ(夫)に話すと「まぁ〜妥当な値段なんじゃない?」と言う。
「そうかなぁ〜読者の皆さん本当に買ってくれるかなぁ〜・・・」と不安になる私。

「ともかく本の値段がいくらだったにせよ、一冊売れてヒロエに入ってくる金って、ピーナッツ(スズメの涙)みたいなもんだからね。100万冊売れれば、そりゃー凄いけどさ。」

「アメリカじゃないんだから、そんなに売れるわけないじゃん。市場規模からして違うよ。そもそもオンデマンドだから印刷のコストがかさむらしいし。」

「ははーんっ、もしやヒロエは出版社に搾取されてんじゃぁー?」

「なっ、何てことを〜〜〜!こんな九州の片田舎で暮らしてた女が自分の本を
出せるなんて、すごい援助なんだよ。むしろ出版社に感謝してるんだ。

レイっていつもネガティブすぎるんだよねぇー。」とムッとする私。

「現実的だと言ってくれ。」
「うちのお母さんと、レイだけは、いっつも私の出端を挫くようなことを言
うんだから。」

「世の中には夢を追う奴と、現実的な奴がいて、両者が組み合わさってるからこそ上手くいくわけだから、しょうがないだろ。だけどヒロエが夢を追うタイプじゃなければ、今ごろは福岡でホームレスだったかも。」

「そうだよー!本が出せたのもハーレムに居るっていう特異な環境にいるおかげだもん。まっ自分の書くことへの才能も信じてるけどさ。(信じてなきゃー人様に、自分の書いたものなんて見せらんないぜ。自信のない自分の裸なんて、人様には死んでも見せらんない。)

そして、その道を選択したのは私だし・・・。もし福岡にあのまあ居たら私は幸せだったのかな?うんっ、やっぱりそれはそれなりに幸せだったと思う。だって、どこに居てもポジティブマインドだからさ。」

きっとパチプロか競艇狂などなど、自分なりに楽しい生活を見つけてそうだ。そして女性用に「ギャンブルで儲けよう!」攻略本なんぞを執筆してたかもしれん。

「ポジティブっていうより、現実を見ないようにマインドコントロールしてんのさ。弟のデービッドだってそうだ。あいつが前に乗ってた車覚えてるだろ?ボロっちい箱みたいなトラック、まさにジャンクだったのにさ、

『スペースがたくさんあって荷物も載せられるし、快適だぜ!』と言い張ってたんだ。結局、あちこちガタがきて、修理代の方が高くついた。しょうがなく家族に借金して買い換えたんだよ。」

「いい車だったじゃない?私も気に入ってたよデービッドの車。そういう風に考えられる方が幸せだと思うけどなぁ〜。だからデービッドはいつもハッピーじゃん。」

とはいえ、その車は確かにガタガタとかなりの振動で、地震避難訓練用の振動6を体感できるスペースみたいなもんだった。

「それ見ろ!お前だって現実を見ようとしない。」
「だけど私が夢を追う人間じゃなかったら、素人に毛が生えたような私が本を出すなんてことは不可能だったわけで。レイは夫なんだから妻の成功を応援するべきでしょう?」

「フレーッ、フレーッ、ヒィーロォーエー。もちろんいつでも成功を祈ってるよ。万が一ヒロエが売れっ子になったら、『僕はワイフの実力を信じてました。』って言うんだ。」と、へらへら馬鹿にしたように笑った。

現実はレイの言うようにきびしい!しか〜〜〜し夢を追わない人間は、いつまでたっても夢を実現することはできないのだ。自分の可能性を信じよう。持って生まれた才能を秘めたまま一生を終えてる人だっていれば、才能がなくても開花してる人はたくさんいる。

誰だって同じ人間で、どこまで自分を信じて行動するかに差があるだけだ。失敗して人から笑われることなんて、ちっとも怖くないぞ。

先行きの不安や失敗を恐れて自分のやりたいことをやらないまま、くすぶってることの方が私にとって一番つらい。だから新たな夢を追い求め〜〜〜それーそれーそ、そ、ソレソレソレー。<昔、原宿で踊っていた竹の子族風にどうぞ>

皆さん、私の夢を実現するべく、清き一票をお願いします。私の夢の実現はきっと、あなたの夢の実現にもつながるはず。1月4日に迷わず購入!

今は、同じ本をAmazonで売ろうと計画中なのですが、まずはブログに追加して読者を増やすことを頑張っています。


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エリカが手伝ってくれましたが、字が小さすぎるので変更しなければ。。。です。