☆ハーレム日記リバイバル☆ 第87-2号 レイ博士のお悩みとは?
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第八十七号 02/17/2001
Harlem日記
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*****レイ博士のお悩みとは?*****
夫・レイ、以下からは文中にレイ博士として登場する。
レイ博士は悩んでいる。それは、彼の顔にポツポツと、もといデカデカと、大きなニキビができるからだ。
英語にするとアクネ(acne)というものだ。30過ぎたら吹き出物?
まぁーともかく、毎日がアクネに始まりアクネに終わる生活なのである。
博士はアクネについて語らせると止まらないので、彼と会話する身内のものは特に注意して欲しい。誰にも彼を止められないぜぇ〜。
一般に普及してるシーブリーズやビオレの洗顔そしてアロエ製品から、フラックスオイルをスプーン1杯飲むなどということまで試すだけのものは全て試した。
だが、一向にアクネを減らすことは、できなかった。
そして出会ったのがアクネを退治するプロアクティブという製品。テレビで放映されるテレフォンショッピングでの通販だ。
レイ博士は、プロアクティブのクレンザーやローションそしてクリーム使用前・使用後のアバタ姉さんが美しく変身したCMを見て早速オーダーした。使ってみると以外にも効果があった。
だが数日後には小さなアクネがポツポツと再び活躍を始める。
「うーん、もっと効果的なものは無いのか?」と、真冬の大雪の中を歩いてミッドタウンのそこにしか売っていないという製品ミューラッドというローションにクレンザーにオイルなどなどを一式購入した。
だが、これを使い始めるとアクネは減るどころか、かえって増えた上に肌が乾燥でカサカサになってしまった。
これに懲りたレイ博士は、何が原因なのかを探さねば。
とリサーチに本腰を入れる。「ジャマイカへ旅行したときも、フランスへ出張したときもアクネは出てこなかった。この記念写真を見てみろ、こんなにスッキリとクリアーな、お肌だ。」
そして言い出したのは「ニューヨークウォーターが悪いんだ。」という説である。博士のリサーチによると、ニューヨークの水はバクテリアが、はびこっておりアクネは、このバクテリアのせいで化膿してしまうという訳だ。
その日から始まったボトルウォーターの行水。これは、大きなペットボトルで売られている水で身体を洗うといったものだった。
小さなスポンジに含ませた水で身体を洗う。だが、ザップンザップンと水を浴びることのできない不快さに絶えられず、博士は数日間でペットボトル入浴を断念することとなった。
その後に始まったのは、ニューヨークウォーター煮沸利用。これは現在も実施中だ。
まずニューヨークウォーターで満たされた風呂に入る。だが、この際に胸から下しか湯船に身体をつけないよう細心の注意を払う。
肩や胸はスポンジでヤンワリと洗う。そして顔だけはニューヨークウォーターを沸騰させた後に適温になるまで待ち、
その湯で洗うのであった。
「ヒロエ見てみろ〜!こんなにキレイにアクネが無くなった。」朝は、博士による第一声にて叩き起こされる。
「うぁー本当だぁー。すっきりじゃない。でも、いつまで続くことか。」
「信じろ!俺は本を書くぞ。ニューヨークウォーターによるバクテリアが原因でアレルギーやアクネに悩む人がいるのだ。」
ってなわけで、博士は更に今後、水質の調査に乗り出す予定です。あなたの飲んでる水は大丈夫ですか?