NYでITエンジニアそしてライターとして生きるベイリー弘恵のコラム
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イーストビレッジへ夫と映画「国宝」を観に行った

若いころは、外国映画やらマイナーな映画を上映しているアンジェリカシアターが大好きで、いつもレイ(夫)とデートする際には、アンジェリカへ行っていた。

 

マイナーな映画など嫌いなレイであるが、ほぼ無理やり連れて行ってたんだけど。私は映画の前にディナーへ行って、酒を飲んでることもあって、たいてい寝てしまってた。

 

今回はレイと、アンジェリカシアターがイーストビレッジの方にもあって、そこへ「国宝」を観に行った。

 

チケットを買うときに、席を選ばないとならなかったんだけど、ちょうど見やすい列は、ほぼ埋まっていたんだけど、そこに席をとることにした。

 

前すぎると、見えないし、最後列も嫌だなぁ~って思ってたんだけど、狭いシアターなので、最後列が良かったかもしれない。

 

アジア系の人たちが多かった。白人のご高齢な女性二人組が、それぞれ私の横と、私たちの斜め後ろにいた。

 

ポップコーンを食べている若いアメリカ人女性もいた。こんなに、しんみりした映画でもポップコーン食べるんだと、ちょっと驚いた。

 

日本国民の大半が劇場で観てる映画なので、内容は誰もが知ってると思うけど、すべてが繊細で、とても美しくて、さすが日本の美という感じ。

 

ディナーは、焼肉ウエストへ行こうかって話になったけど、なんと閉店していた。

 

ふたごは高すぎるし、ミッドタウンまで地下鉄で行って、トラジで焼肉を食べることにした。

 

地下鉄の中で、レイに「国宝」の感想を聞いたら、「3時間もある映画だから、外へなかなか出れなくて飛行機に乗ってる気分だったよ。」と、まずは一言。

 

「美しい映画だったね~。」と私が言うと、

「女装という文化が理解できなくて、どうしても美しいとは思えなかった。」と残念な感想。

 

「そして主役のキャラクターがあまり好きではなかった。あとビジネスマン(三浦貴大さん)が、まったくインパクトなさすぎたよね。」

「あのキャラクターはインパクトのないタイプを演じてたんだと思う。特に彼がインパクトを与える必要ないから。とはいえ、家族じゃないから、きっとつらい目にあうみたいなこと言ってたよね。」

 

「主役のキャラクターで最悪だったのは、娘が声をかけても知らん顔してたところ。あんな父親は最低だ。」

 

「芸の邪魔になるから、遠ざけるしかなかったわけで。それほどまでに芸に自分を費やしたってことだよ。」って言いたかったけど、適切に説明できる言葉が見つからなかった。

 

たとえば芸を貫くため、親の死に際へ向かうこともできず、ステージで歌っていたという日本人の演歌歌手の気持ちなど理解できないだろう。言ってる私も、それはとうてい理解できない。

 

日本人は自己犠牲してでも、何かを突き詰めるという特殊な民族なので、科学や文化、スポーツの世界でトップに躍り出ることができるんだろうな。

 

パーキングしていた近くにGoogleのオフィスビルがあったので撮影

ランチ前に行列ができていたレストラン

歩いてる途中にあった風景

 

 

 

 

 

ブルックリンのアジア系オーナーが経営する日系カフェでブラックのオヤジが暴走

Ryosuke Kiyasuさんのドラムを取材するため、ブルックリンのThe Broadwayってバーへ。

 

 

私がブルックリンに住んでいた2000年より以前は、「JやZトレインに乗るとヤバい。シューティングもあるから絶対に乗るな!」って言われてたほど。

 

地下鉄でJに乗ってGates Ave駅に降り立つと、そこで地下鉄のキセル防止用ゲートを乗り越えるブラック兄さんに遭遇。

 

電子化が進んで、クレジットカードを使える時代になっても、いまだにキセルは横行してるのだなぁ~と、実感。

 

Kiyasuさんがライヴ前に少しお話してくれて、ライブは夜の11時くらいから始まるという。

 

The Broadwayにも、バーガーとかあるけど、地下に小さなキッチンと窓口があって、まるで田舎のさびれたホテルの社食みたいな雰囲気。

 

トイレには、壁一面の落書き、便座もほぼ落書きだらけ。男女共用なのかどうかも不明で、男子トイレにはドアがないからか、女子トイレを使おうと男が入ってきたりする。

 

トイレさえも落ち着いて使えないヤバい雰囲気だった。ベルリンで行った廃墟みたいなクラブのトイレはもっと暗くて落書き多くて怖かったけど、ここはライトだけは明るいのがありがたい。

 

「食事は別の場所へ行こう。」と同行していたNY1Page.comでゲストライターしてくださるYさんと、Buntopiaというレストラン、2駅離れたところへ地下鉄で行った。

 

 

日本人が経営しているのではないって思うけど、Jポップが流れていて、壁には絵馬がたくさん飾ってある。

 

「みんな絵馬の意味わかってるのかな?」と、Yさんが頭をひねる。

 

私は熱燗をオーダーし、チャーシューとしいたけや野菜にハラペーニョを甘辛醤油で炒めたようなものをオーダー。

おつまみとして最適だった。

 

Yさんは豚骨ラーメン、そして後は餅アイスをデザートを頼もうとしていたころ、大爆音の音楽をかけて、ちょっと昔のラジカセみたいなノリのスピーカーを持ったブラックのオヤジが入ってきた。

 

ウエイトレスの若いアジア系の女の子が、すかさずオヤジのそばへ行って、「ほかのお客様に申し訳ないので、爆音はやめてください。」ってお願いしたようだった。

 

すると、オヤジが音楽ばかりでなく、自らの怒りを爆発させた!

 

「てめぇ~アジア系のくせに、俺がブラックだからってそんな扱いをしやがるんだろう!」と、いきまいている。

 

ウエイトレスさんは、オヤジがガンガン言ってくることをやめないので、キッチンカウンターの奥へ入っていった。

 

屈強そうなアジア系の若い兄さんが出てきて、「アジア系とか人種は関係ないよ。あなたが爆音を鳴らしてるから、注意しただけだから。何かオーダーするのかい?しないんだったら出て行ってくれ。」と、キッパリ言っていた。

 

オヤジは、キッチンカウンターまで行って、ガヤガヤと文句を大声で続けていた。

 

「911したほうがいいかな?」と、Yさんと携帯をいじっていると、アジア系兄さんが、「出て行かないのなら、911に電話するぞ!」と、オヤジに言った。

 

オヤジは、さすがに911されるとマズいって思ったのか、ジリジリと外へ足を後退させていった。

 

結局、出て行ったんだけど、Yさんや私の方にもにらみをきかせてきて、外側を向いていたYさんは目を合わせないようにしていたらしい。目を合わせてたら、きっと私たちの席にも近づいて文句言ってきそうな勢いだった。

 

「私、どこにいても、なんだかちょっとした事件になるような事を引き寄せちゃうみたいで、ネタにはなるけど。。。」と、Yさんに告げた。

 

「いつもこんな変な客が来るの?」とウエイトレスさんに聞けば、「こんなことは初めて。」という。

 

「もう一杯のお酒はオンザハウス(店のおごり)でいいよ。」と、アジア系の兄さん。彼が経営者なのだろう。

 

タダ酒もらったぜ!と、喜ぶばかりの私。

 

ご飯を食べて地下鉄で戻り、落書きだらけのトイレに再び入ってから、KiyasuさんのLiveが10時ちょっとくらいから始まった。

11時の予定が繰り上がったようだ。

 

「君たちメディアだろう?」って、店の兄さんが声をかけてくれて、最前列まで行くことができた。

迫力のライブを見て、再び地下鉄へ。

 

6トレインに乗ると、またしても片腕だけを壊れたロボットみたいに、ピクピクと動かして立ってる不思議な兄さんがいた。その片腕は手先が袖から出てなくて、薄緑のパーカーの袖がかぶさってるんだけど、その部分はボロボロにくたびれた布。

 

「またしても、引き寄せたのね。」と、Yさんが苦笑い。

 

真横で、ピクピク動くロボットが立ってるので、私たちはまんじりともせず、42STまで静かにしていた。

 

Yさんと初めて出かけた場所が、こんなゲットーなエリアとは。一生忘れられない日となりそうだ。

 

 

 

 

ハミルトンは最高!って言いたいけれど。。。

ハミルトンは、アメリカ建国の歴史みたいなものだけど、セリフはラップにのせて演じられるため、予習していった。

 

こちらの方が、解説も交えて完璧な翻訳をしてくれているんだけど、長すぎて電車の移動時間では完読できなかった。

そりゃぁ〜3時間近くあるミュージカルなんだから、仕方ないか。

 

 

ラップは素晴らしいし、ダンスも素晴らしい、予習していったかいあって、おおまかなストーリーはわかるのだけど、やはり細かいところがラップなのでわかりにくい。

 

しかも、トイレに行くのにも大行列だし、シアターがタイムズスクエアのそばだからか、めっちゃ狭い。

 

入口入ったすぐのところ右側ショップ、左側にバーもあって、そこを通り抜けるとトイレが男女別でそれぞれ右側にあるから、誰がどこに並んでるのか、見当がつかない。その上、バーの真横には2階に上がるための階段。ステージ近くのフロアへ行くためには、行列の合間をぬって一番奥へ入らないとならない。

 

シアターの設計が悪すぎる。。。

 

ステージは真ん中が回る天板になっていて、演者がクルクル回転するのも、時の流れを演出するようで素晴らしいし、街の中を移動している距離感も感じることができる。

 

階段の上にも人が立っていたり、踊っていたり、上から演者が歌いながら降りてきたりする空間の使い方も、立体感がある。

 

ラップだからかストーリーにもリズム感あって飽きることはないし、女性たちの美しい歌声に、心が洗われるようだ。ただ歌詞の細かい部分がわかりづらいので、もっと事前に予習してくればよかったと後悔したのだった。

 

ハンター大学教授の人種問題発言で、朝から気分が悪かったので、このダイバーシティなミュージカルを観て、改めて感激した。アジア系の演者もメインだったのが、演技もラップも素晴らしかった。日本人の役者さんやダンサーさんがいなかったのが残念。

 

●人種問題発言のニュースリンク

 

 

 

●ハミルトンのリンク

 

 

 

オペラの後のハラルフードは最高!

オペラが終わって感動でじんわりしながらホテルへ戻る。

 

「オペラ座の近くのほうが、都会だから、たくさんレストランあるし、この辺で食べて帰ろうよ。」と私。

 

「ホテルまでの道を間違えたら、またタクシー拾ったりとか大変だから、ホテルの近くへ戻ろう。」と友人ら。

 

「わかった。」と、ついていくんだけど。まだ骨折から完治してなくて、ちょっと歩きが遅い私。二人がどんどん先へ、おしゃべりしながら行ってしまう。

 

「あ、ごめんごめん。早かったね。」と、かなり離れてから、二人が気づいてくれた。

 

電車に乗って、無事に今回はホテルの近くへ戻れた。

 

が、

 

「レストランが、もうほとんど開いてないみたい。」と友人G。携帯を見ながら、「ほら、ここも11時半には閉まるみたい。」

 

「えぇ~~~、そうなの?もうスーパーも開いてないよね。」と私。

 

スーパーは10時には閉店なのである。

 

「ワインもっと買っておけばよかった。」

「大丈夫よ、私がお土産にドイツから持ってきたリースリングもまだあるから。」と友人G。

 

「リースリングって甘いよね。私、甘いのは苦手なんだよね。」と、安ワインしか飲んでないのに、上からな私。。。

 

「とりあえず、ここのハラルフードの店開いてるし、ビールとか買えそうじゃない?」と友人G。

 

3人でハラルフード店へ入った。若い兄ちゃんがガビガビに乾燥しているピザを、ありがたがって2スライスもテイクアウトで購入していた。ビールも黄色いロング缶。

 

私たちは、チキンの塊みたいなのがグルグル回ってるので、それにすることにした。閉店間際かと思ってたら、トマトやレタスの入った銀色の四角い入れ物に、たっぷり野菜も入れてきてくれた。

 

チキンをスライスして白いご飯の上にのせてくれる。そして、その上から、レタスにオニオン、キャロット細切り、レタスをのせ、タヒーニソースをたっぷりかけてくれた。

 

「辛いのもかける?」と聞かれ、ホットソースもかける。チャイニーズのアメリカにもあるホットソースだったけどね。

 

オペラの帰りなので、それぞれに、お洒落をしていったんだけど、ホテルへ持ち帰るより、やはりハラルガイズ(ファーストフード)店で食べていくことに。

 

ビールもさっき兄さんが買っていた黄色い缶。オーストリアのビールだったんだけど、めっちゃ美味しかった。

 

しかもハラルフードもうまいじゃないか!

 

「いつもニューヨークで食べてるハラルガイズより美味しいかも!」と、私。

 

そりゃあそうだよね。なぜなら、そこでチキンを調理しているのだから。

 

モグモグとしばらくは、3人でお腹が空いてるからか、食べまくる。

 

結局、全部は食べきれず、箱に入ってたので、ホテルへ持ち帰った。

ホテルの冷蔵庫も今一つ冷えないっていうのが不思議なんだけど。。。

 

次の朝には、残りのハラルフードは、生ぬるくなっていた。

結果、食中毒が怖くて食べなかった。

KING – KEBAB • PIZZA • BURGER

オペラで懺悔の部屋行きに・・・

軽くランチを食べ昼からワインも飲んで調子にのってたところで、オペラ鑑賞のため会場へ行く時間がせまっていた。

 

「まぁ~でも、電車で20分くらいでつくみたい」と、友人G。

「30分もあれば、大丈夫ね。」と合意し、念のため10分加えて、オペラが始まる40分前には出た。

 

ホテルの斜め前あたりから、路面電車が工事中で、あっちに行ってみると迂回してたり、途中が止まってたりってこともあり、オペラに行く際にも、途中で止まっていたのか、降りてしまった可能性が高い、オペラ座の前で降りたつもりだったんだけど。

 

「えっ、この大きな建物がそうなの?でもオペラに来てる人たちがまったくいないけど大丈夫?」と不安になる私が友人Gに聞く。

 

友人Nと二人で、友人Gが電車の表示を見に行ってる間、通りすがりのカップルに、「オペラ座ってここからもっと遠いのかな?」って英語で聞いてみた。たいていの人が英語ができるので、「多分タクシーでもう少し行かないと無理。歩いてはいけない距離だよ。」と教えてくれた。

 

タクシーを全員で手をあげて止めようとするけど、なかなか止まらない。しかも、工事のためかめっちゃ渋滞しているし。

 

ようやくタクシーを止めて、オペラ座の近くまで来たけど、信号もたくさんで、ラッシュの時間なのか、まったく動かない。少し離れてるけど、もうオペラ座は見えていた。

 

タクシーを降りてダッシュ。まだ扉は開いてたんだけど、私がチケットをダウンロードしているって誰もが信じていたが、オンラインでしか見れない状態だったのだ。当然、オペラ座なんだからWifiがフリーであるだろうって思ってたのがまずかった。

 

入口で、「フリーのWifiを教えて。」と聞いたら、「Wifiはありません。」って言われた。そしてオペラが始まったため、扉は閉じられてしまった。開演に間に合わなかったのだ。


「そっちのチケットブースへ行って、チケットを聞いてみて。」と言われ、チケットブースへ。しかし予約番号では見つけられず、結局、ITルームみたいなところへ通された。

 

IT担当のブラックの兄さんが、さくさくとWifiのパスワードを入れてくれて、私の携帯のWifiがつながった。チケットのバーコードも出てきたので、画像にして保存。

 

開演後は、途中で入場できないため、会場入りできなかった人たちがビデオで公演を見れるという部屋へ入った。そこが「オレたちひょうきん族」で懺悔室として使われていた雰囲気の部屋だった。

 

椅子が20人分くらい置いてて、ほぼ全席埋まっていた。

 

ちょうどワインの酔いも回ってきて、いい気分で寝られたのはよかったのかもしれない。友人Gはドイツから来ているため時差がないので、時差ぼけはないけど、NYから来た私と、LAから来た友人Nは、時差ぼけもあってか、とにかく眠いのだ。

 

仮眠をとったおかげで、二幕目からは、ボックス席へ入れて、感動のオペラ鑑賞。プッチーニのTOSCAは、予習もしていったし、日本語字幕もあったおかげで、歌と同時に内容の把握もできて感動。

 

私が一番感動したのは、3幕目で処刑される前に歌うカヴァラドッシの声が、本当に胸に響いた。あの瞬間、会場全体が静まりかえって、ただ彼の歌に聞き入っていた。切なさと力強さが混ざった声に、思わず涙が出そうになった。(Mario Cavaradossi Piotr Beczała)

オーケストラも完璧で、歌い手を引き立てる素晴らしい演奏。さすが音楽の都のオペラはレベルが高い。っていっても、NYでも本物のオペラは一度しか行ったことないんだけど。。。これからは、もっとオペラを聴きに行きたいって思った。
 

https://www.concertvienna.com/opera-vienna

 

カーテンコール、ほんと何回出てきたかわからないくらい続いた。客がいなくなるまで何度も出てきて、会場はずっとスタンディングオベーション。私も手が痛くなるくらい拍手して、もう最高の夜だった。こういう会場との一体感こそが、ウィーンのオペラ座のすごさなんだと思う。

 

 


 

迂回地だったのか?間違って電車を降りてしまった場所。

  • 奥に見える白い歴史的建物は、リング通り沿いにある**Kriegministerium(旧帝国陸軍省/現在はオーストリア連邦経済商工会議所)**の建物と一致します。

  • 停留所名のプレートにも「Julius-Raab-Platz」と書かれているのが見えます。

つまり、ここは市中心部、リングの東側にある Julius-Raab-Platz 停留所です。
ここからはトラムD線も通るため、あなたがD線に乗っていたなら、この付近を通過するはずです。

 

目玉のお城シェーンブルン宮殿ツアーは

このドラマを見て、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿が一目見たくてLA在住友人Nと、ドイツ在住友人Gと行った、週末だけの旅行。

https://www.getyourguide.jp/vienna-l7/vienna-skip-the-line-schonbrunn-palace-and-gardens-tour-t471518/?ranking_uuid=532bf1d9-a9d7-4994-b309-109f9b58644d&utm_medium=sharing&utm_campaign=activity_details_desktop

 

ホテル近くの道路が工事中のため、迂回やら停止区間などあって、路線図通りに電車が動いていなかった。

 

友人Gがドイツ語を話せるので、電車の停留所に10歳くらいの男の子をつれてるお婆さんと会話してくれた。

 

お婆さんに、城へ行くことを告げると、「私たちも途中まで一緒だから、ついておいで」と言ってくれたようだ。

 

しかし、もう一つの電車に乗れば、1度の乗り換えで行けるはずなのだけど、お婆さんについていくことにした。


路面電車の中でチケットが買えるはずだったが、機械が壊れているのか、紙不足なのか、買えなかった。友人のクレジットカードから料金が引き落とされてなかったのは、よかった。

 

無賃乗車は仕方ないけど、3ストップは、切符なしで移動。おばあちゃんが、「ここで降りるよ」と、目くばせしてくれて、私たち3人も降りた。

 

少し大きな駅へついて、キオスクみたいなところで1日電車に乗り放題のチケットを購入。(ヨーロッパの路面電車で、乗車券をチェックに来ることは稀だけど、無賃乗車が見つかれば、罰金があります。Wiener Linien<ウィーン市内の公共交通機関>では、無賃乗車が発覚した場合、105ユーロ

 

 

チケットは、ちゃんと日付のスタンプを押してないと、これもまた無賃乗車扱いになってしまう。いったんホームまで行ったけど、知らないお兄さんが「タイムスタンプを押してこないとダメ」って教えてくれた。

 

エスカレーターで降りて、電車が来るギリギリまで待ってタイムスタンプを押した。そうすれば、次の日のお昼までこのチケットが使えるからという友人Gのアドバイス。

 

まぁ~結局、次の日はホテル近くでダラダラしてて、チケットを使わなかったんだけど。。。

 

電車を2度乗り換え、ようやくお城へ到着。ドイツ語できる友人がいて心強い。街の中の表示やなんかも、あまり英語で書かれてないので、わかりにくい。

電車の中にいる犬たちは、マズル(嚙まないようにするためのサポーターみたいなの。うちの柴犬ムギも、狂暴なので、獣医さんとこへ行く際には必ずつける。)をつけていた。

 

車いすで乗ってきた人とかは、さ~っと、駅員さんのサポートもなしで、犬まで連れて乗り込み、さーっと、犬まで連れて降りて行った。つれていた犬は、雑種みたいだったけど、ジャーマンシェパードみたいな巨大な犬種だった。

こういう車いすの人が一人で行動できるバリアフリーの充実さに感動。ニューヨークでも、駅員さんがついてサポートしているものなぁ~。さすが金持ち国、ヨーロッパなのだ。

 

ギリシャを旅行したときも思ったんだけど、当時、IMF(国際通貨基金)に借金があるとニュースになっていたはずなのに、街は全然貧乏くさくなくて、みんな優雅に暮らしてる感じだった。カフェでゆったりコーヒーを飲んでる人たちを見て、「え、これで経済危機だったの?」って不思議に思ったくらい。
 

それに比べて日本では過労死、中国では長時間労働、韓国ではタレントでさえも、競争に疲れて命を絶つ人のニュースばかり。私たちアジア系って、こうやってあくせく働いて世界を支えてるんじゃない?って思うことがある。
 

しかも今は、英語ができるフィリピン人やインド人がオンラインで世界中のサポートをしているし、最近ではアフリカ人がChatGPTなどAIの裏側で過重労働させられているというニュースも話題になった。

昨今の便利なテクノロジーの影で、こうやって見えない労働が積み重なってるんだと思うと、複雑な気持ちになる。

 

話を旅行に戻そう。

 

アジア系でドイツ語のできる人は珍しいのか、どこへ行っても、親切にしてもらえた。友人Gは、もともとフレンドリーな性格なので、知らない係員とも友達のようにすぐに会話していた。

 

日本語のガイドのヘッドセットをつけて、城の中を回る。一番短いチケットだったので、一番王道なところだけを見学。

 

もっと回れば、ドラマに出てきたシーンが回想できたかもだけど、夜にはオペラも観に行くため、自分の体力的にも限界だった。

 

美しい天井に描かれている絵などは、ローマに初めていったときの感動と同じく。
 

シェーンブルン宮殿の天井画も、ローマのバチカンで見た天井画にもどこか似ていて、同じ時代に描かれたからか色づかいやモチーフにも共通するものを感じた。

 

落ち着いたけれど華やかな色合いが、当時の空気をそのまま伝えてくれるみたいで見入ってしまった。加えて、ダイニングルームの高級感といったら、キラキラで目がチカチカしてくる。

「こんな素敵なところで、一瞬だけカップヌードルでもいいから食べてみたい!」と、友人らに語る。

 

入口付近も工事中で、噴水とかのゴージャス感は見れなかったけど、周囲にある彫刻は、高級感たっぷりだ。やはりヨーロッパって金持ちなのだなぁ~と、つくづく思う。

 

ドイツから来た友人Gが言っていたのは、「ウィーンは戦争で街が壊れなかった分、インフラの更新が遅れてるんだよね」ということ。

 

そう言われてみれば、確かに歴史ある街並みは美しいけれど、配管や下水設備は少し古そう。ホテルのトイレの流れが悪いのも、そのせいかもしれないな…とちょっと納得してしまった。

 

お城で庭園までは出なかったんだけど、中から見える景色だけでもじゅうぶん。外は気温が華氏80度超えてたし、暑そうだった。

 

夜はオペラを観に行くので、早めにホテルへ戻って、いったん軽い食事をしようってことになった。ホテル前のスーパーでまたサラダを買って、ワインも買ってホテルへ戻る。

 

夜のオペラまでは、少しゆっくりするつもりが、おしゃべりしているうちに、もう出発しなければならない時間となっていたのだった。電車で会場までは20分程度なのだけど、ボヤボヤしている私たちの旅、会場へ到着まで、いろいろとハプニングが起きるのだった。

 

オーストリアでも日本食のほうが胃には軽そうなので

ウィーンでも初日に日本食レストランに行くことになった。LAからの友人Nとは、ギリシャでも3日3晩、日本食レストラン「風林火山」へ通った。最終日には、ゴーヤーチャンプルーをオン・ザ・ハウスで出していただいたほどの、ツワモノなのだ。

 


友人らは日本人でも、日本から来た観光客じゃないので、そこのところ日本食でも合意できる。

 

外を歩いていると、少しは涼しいけど、日が落ちてきても暑い。乾燥しているから、それほど汗はかかない。

 

「ニューヨークでは、縦にバナナが割れる?」って、ドイツから来た友人G。

「縦にバナナが割れるってどういう状態?」

「知らないってことは、それほどニューヨークは乾燥してないってことよ。ヨーロッパでは縦にバナナが割れるの。」

 

「へぇ~、そうなんだ。」どんな状態なのかは、わからないままだったけど、納得。

 

歩いていけそうで、開いてる日本食レストランを友人Gが調べて連れて行ってくれたので、近かった。

 

「外にする?中にする?」って、友人Gが聞いたので、「外は虫がいそうだから嫌だ。」と私が言って、中に入ってみた。

 

「蒸し暑い!」虫にかけたネタじゃないけど、オーストリアって、どこもあまり冷房をかけないのだ。「虫はホテルの部屋にもいなかったでしょ、虫はいないってば。」と、友人G。

 

そういえば、ニューヨークほど、虫が飛んでいない。窓を開けても、かなり小さなコバエが一匹いたくらい。ニューヨークのイーストビレッジなんかで、夏に窓を開けてると、お尻の大きな真っ黒いハエが、ブンブン飛びこんでくるんだけど。。。

 

もちろん今住んでいるニューヨーク郊外の我が家でも、夏にしばらくドアを開けただけで、すぐに元気いっぱいなハエが飛び込んできて、油断してると、2匹も3匹も入ってきてブンブン飛び回る。

 

友人Gはドイツ語がペラペラなので、「外に座りたい。」とアジア系のウエイトレスさんに話してくれた。ウエイトレスさんは、私たちを中国人って思ったのか、中国語で最初は話しかけてきた。

 

外には2人用の席しかあいてなかったけど、友人Gは合理的なドイツ力が身についてるのか、すぐにドイツ語で別の客に話しかけ、椅子をゲットしてくれて、持ってきた。

 

ホテルの部屋の中でも、二人がけの丸テーブルだけを移動して、二つのベッドの間に置いて、3人がゆっくり腰掛けられる居酒屋状態を作ってくれたし。さすがな行動力である。

 

メニューを見て、いろいろと考えていたけど、やはり日本食とはいえアレンジした寿司のほうが無難だろうということになった。

 

私は、北京ダックの入ったロール、友人らはそれぞれ、エビの天ぷらやアボガドとサーモンロールをオーダー。3人でシェアすることにした。

 

ロールはそれぞれに美味しくて、ホテルですでに部屋飲みしてたので、ちょうどいい量だった。

 

ドリンクには、友人Gがスッキリしていて飲みやすいとおススメのHugo。

ミントが浮かべててオシャレで、暑い夜の街にピッタリで美味しかった。ようやく「イエェイ、ウィーンに来たぜ!乾杯」とウィーンにいることへの実感が伴ってきた。

 

そういえば、ウィーンって音楽の街だけど、まだ音楽を聴いてないな。。。きっと中国系の方が経営しているレストランだったのか、音楽とかはかけてない感じだった。

 

帰り道に、本がたくさん店内にディスプレイされているハリーポッターを演出しているバーみたいなのがあって、若者がいっぱい飲んでいた。しかし、真ん前が工事中だったからか、ちょっとドブのような臭いが・・・。

 

「オープンスペースだけど、中で飲んでる若者たちは臭くないのかな?」と、横目に見ながら通り過ぎたのだった。

 

ホテルの部屋では、3人で話が尽きなかったが、夜中の12時には消灯。すぐにそれぞれ寝落ちしたのだった。

 

※Hugo(フーゴ)は、ドイツやオーストリアで人気の甘いスパークリングカクテルです。
プロセッコ+エルダーフラワーシロップ+ミント+ライムで作られ、爽やかで飲みやすいのが特徴。スーパーでボトル入りが買えます。

 

Miliっていうレストラン

 

 

ウィーンのホテルにある空調はDaikinだったんだけど。。。

Netflixのドラマに影響され、ウィーンへ週末だけの強硬ツアー。めっちゃ仕事が忙しいので、休みをとってる場合じゃないんだけど。。。仕事ばかりの人生だと、あっという間に老人になってしまうわけで。

 

LA在住の友人N、ドイツ在住の友人Gと現地で合流する今回の旅。
 

ウィーン空港でLAの友人Nと会えた瞬間、思わず感激してしまった。まるで七夕の日、織姫と彦星が再会するみたいな気分だぜ。

 

実はJFKを出発するとき、ゲートで約1時間も待たされてしまい、ウィーン到着は予定より1時間遅れ。


それでも、友人Nはちゃんと空港で待っていてくれていた。見つけた瞬間、ほっとした気持ちと、旅の始まりのワクワク感で胸がいっぱいに。

 

ハグで、少しばかりアメリカから長時間かけてやってきた互いの旅の疲れをを、気分あげるほうへ持っていく。

 

二人でタクシーに乗り込むと、ドライバーは女性。少し珍しい気がして、旅先ならではの新鮮さを感じた。久々に会えたからか、おしゃべりばかりして、外を見てなかった。

 

すると友人Nが、「ここはドナウ川ですか?」と突然ドライバーに聞いた。

「ドナウ川じゃなくて、ドナウカナルなの」と教えてくれた。

 

カナル?って二人ではてなマークが頭に浮かんでたんだけど、そのまま「ドナウカナルね」と納得した。

 

そこから先は、少しだけ街並みを見た。

 

窓の外に流れる街並みはどこまでもきれいで、まるで美術館の中を走っているよう。


マンハッタンのようにゴミが散らかっていたり、路上に人が横たわっている光景もなく、整った街に感心しっぱなし。
 

今回泊まるのはHotel Bellevue


歴史ある建物で、重厚感がある。入口が自動じゃなくて、重い扉のドアなのには驚いたけど。。。ここから数日間、ウィーンを拠点に旅が始まる。

 

ホテルのロビーでは、ドイツから列車でやって来た友人Gとも合流。


やっと全員そろって、今回のウィーン旅が本格的にスタート!

まだチェックインまで少し時間があったので、ホテルの目の前にあるスーパーへ。
 

もちろんワインはマスト。夕方には食事に出かける予定だったので、重たいおつまみは避けて、軽めのサラダを購入。


旅先でスーパーに立ち寄るだけでも、現地の生活を覗いているみたいでワクワクする。

 

預けていた荷物は、どこだったの?って、自分たちで勝手に入れるところだった。

 

「えっ、これって大丈夫なの?預けるときには、兄さんが案内してくれたけど、受け取りも預けるのも、結局、誰でも入れるじゃん。」と3人で驚く。

 

外は80度(華氏なので摂氏約27℃)越えの暑さなので、部屋の中も暑い。


「まずはエアコン!」とスイッチを見つけ、テンションアップ。しかも**Daikin(ダイキン)**のマークじゃないの。


「やった、日本製だ!」と大喜びしたのも束の間、冷たい風が一向に出てこないやん。


温度を下げても上げても、少し待っても、部屋の空気はぬるいまま。
どうやら壊れているらしい。チェックイン早々、ちょっとしたハプニングに見舞われたのだった。

 

本来は、4階のお部屋だったけど、2階の同じレイアウトの部屋の掃除が終わってたから、そこに階にしたので、いけてない部屋だったのかな?

まぁ~でも、スローなエレベーターを使わず、階段で昇れるので、こっちのほうが面倒くさくないかも。と、ポジティブな気持ちに持っていく。

 


カナルについて、ドイツ在住の友人Gが説明してくれた。

 

ドナウカナルはドナウ川の旧流路を整備した人工の分流だということだ

※元々は自然の川筋でしたが、洪水対策と航行のために18〜19世紀に掘削・整備されて、現在の形になりました。

 

がぶがぶとワインを飲む、オーストリアのワインを選んだんだけど、白も赤も、美味しい!私が選んだハムサラダは、まぁ~普通の味。

 

「やっぱり生ハムのパックにすればよかった」と、何度も私が愚痴っていたら、「明日は生ハムを買えばいいよ」と友人らがなだめてくれた。

 

さてディナーは歩いていける近くの和食レストランへ。どこへ行ったのかは、また明日のブログにて。

 

ホテルのロビー

フィジカルセラピーに通うこととなった理由はオフィスにて

骨折後、フィジカルセラピーに行くようにドクターから勧められ、紹介状まで書いてくれたのに、自力で治そうってがんばっていた。

 

しかし、周りからフィジカルセラピーに行けば、マッサージとかしてもらえるしって話もあったりして、ちょっと興味をもった。

 

そんなある日、職場でいつも親しくさせていただいてる方のご主人が、フィジカルセラピストだという話を伺った。なんとありがたい!

 

しかも気になることがあれば、話を聞いてくれるという。

 

とりあえず私の自宅近くのフィジカルセラピストを、ご紹介いただくこととなった。あまり長距離は歩けないため、通うのが大変じゃない場所でないと、無理なのだ。

 

ご主人が働いている同じ会社のStarProというサイトで近くのオフィスを探した。

 

私の保険がきくかどうかが問題なのだけど、それもクリアした。

 

初日に、形成外科医からの紹介状を持ってくるようにと何度もメッセージが入ってたにも関わらず忘れてしまった。

 

すぐに再送してもらうよう、形成外科医のオフィスへ連絡をとったけど、スルーされた。受付が忙しい時間だと、ホールドしてるフリをして、スルーされることがあるのがアメリカ。。。まったく、なんて酷い国なのだ。

 

問診票をタブレットで入れて、紹介状なしでもやってくれることとなった。かなり前に、骨がくっついてるって診断を受けたことを説明したことがよかったようだ。

 

ネット上で見てたより、めっちゃ若い兄さんだった。トム・クルーズみたいに顔が小さくて整っている。「実は、フィジカルセラピストの資格をとったばかりなんだ。」と白い歯をみせてスマイル。

 

それでも人気なのは、やはりルックスのせいか?ほぼ予約が埋まってるんだけど。。。

 

親切丁寧にお付き合いいただき、私がたまに英語の指示がわからずついていけなくても、根気よく教えてくれた。

 

使っていなかった筋肉が衰えていて、力が入らないので、いろいろと鍛える方法を教えてくれた。

 

ストレッチと、筋力トレーニングの両方を兼ね備えている動きもある。マッサージやストレッチも軽く、やってくれる。可動域の角度を測ったりもする。

家でも、しっかりトレーニングをやる必要があるので、ストレッチや筋力トレーニングをやっている。

 

もっとしっかり歩けるようになるまで、がんばらねばって感じだ。

ウーバーのベンガル人のオヤジは130キロ台から70キロくらいまで痩せた

ひさびさのマンハッタン。長距離を歩くのは、さすがに足首サポーターだけでは無理なので、大きいギプスをつけた。

 

グランドセントラル駅からは、ウーバーでウエストサイドへ。帰りのウーバー、ラッシュアワーでめっちゃ混んでるのに、オヤジはオシャベリだった。何がきっかけで食べ物の話になったのか?

 

そうだ、「私がウーバーに乗ってるのは、足の骨折で長距離歩けないから。」って話したら、「骨折には、カルシウムやビタミンDが必要。」って、オヤジが語りだしたところから始まった。

 

そこから先は、どこぞの大学の教授のように、「アメリカにいるからって肉ばかり食べてないで、オーガニックのチキンや魚を食べたり、野菜もサラダをたっぷりとるべき。」と続いた。

 

まぁ~うちもオーガニックしか食べてないけど、合いの手を入れる隙間もないくらい弾丸のようにオヤジは語り続ける。

 

「僕はね、300パウンド(130キロ)くらいあったんだよ。」

 

「えぇ~~~っ、マジっすか?」

 

パークアベニューにさしかかっていて、通行人は車の隙間をぬって速足で歩いてる。それなのにオヤジは、携帯をいじって、私に300パウンドの時代の写真を見せてくれた。

 

「おいおい、ドライブわぁ~???」って叫びそうになったけど、めっちゃドライブテクも素晴らしくて、人をよけて、右側の二車線の隙間に入って、前の車を追い抜いた。

 

やるじゃんオヤジ。

 

「痩せるのには、サラダとかたっぷり食べて、肉は少なめで、チキンや魚を主に食べるようにしたんだ。」

 

「魚は、どんな風に料理するの?」

 

「それは、僕の妻が作ってくれるんだけど。主に魚はスパイスをたっぷりつけてフライにすることが多いかな。その上にベジタブルをのせたり。」

 

「なるほど。どんなスパイス?」

 

「インドのスパイスみたいな、僕はベンガリアンだけどね。」

 

「ベンガリアンなの?うちの息子は、ベンガリアンの女の子ばかり追いかけてて。美人が多いよね、ベンガリアン。」

 

そしたらまた、携帯をいじりはじめた。もうグランドセントラル駅近くで、めっちゃ人がアリの子を散らすみたいに歩いてる。

 

「ほら、これが僕の姪っ子。」

 

「美人だねぇ~。」

 

「これが僕の妻。」

 

「めっちゃキレイ。」若いころの写真だとは思うけど、マジでタレントのローラちゃんみたいな美人だった。このオヤジも若いころはイケメンだったんだろうなぁ~きっと。

 

あげく、家族写真まで見せてくれた。

 

グラセン付近のタクシーラッシュをすり抜け、しっかり左側って指示した場所に停車してくれた。

 

あり得ないドライブテクと、トーク、そして携帯の検索力。

 

私なんて、じっとしてても、家族の写真をすぐに出すことはできないぜ。

 

AIが描いたけど、ウーバードライバーの嫁に似ている。

 

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