巨人投手陣崩れず
ペナントレースをおもしろくするためには巨人の独走をはばむことだと考えていた。
そのためには巨人の打撃陣はそうそうくずれそうもないので、投手陣が崩れればと思ったがまったくそんな気配がない。巨人のぶっちぎり独走が始まっているが、セパ交流戦でパリーグにたたいてもらうほかないのだろうか。
一方、プレーオフはゆくゆくセリーグも参入するという。
まあセパ6チームで最後はプレーオフをやれば、結構盛り上がるかもしれない。
最後だけやらないで毎月、月ごとの優勝決定戦でもやったらどうだろうか。
長いレースをだらだらやるのは今の時代はそぐわないのではないか。
4月から9月までの優勝を決めて6チームでやるのもいいかもしれない。
まあ6チームになるとは限らないが。
メジャーの楽しみは
現時点で城島の活躍が真新しい関心ということになるが、イチロー、城島のいるマリナーズに、もうひとつ興味がわいてこない。松井のほうはどうだろう?ヤンキース。これもイマイチだ。先のWBCのような興奮がどうしても沸かない。そろそろ我々の方向はもっと上の次元に移行しているのかもしれない。選手としてはたまったものではないかもしれないが。城島、イチローと松井が別々にやっていてはもうだめなのだ。ファンだって無限に時間があるわけではない。つまり、こういうことだろう?城島、イチロー、松井、井口、このあたりが、1チームにまとまっていて、メジャーでワールドシリーズを目指して戦っている。衛星テレビで見たって、いつ見ても日本人メジャーリーガーの打席が見られなければ、ゆっくり、アメリカの選手を見るというのもねえ。まあ時間がいっぱいあったらいいのだろうけど。また、世界のいい選手を見ることも大事だし、楽しみは増えるでしょう。しかしながら、主だった日本人選手の活躍を手っ取り早く見たいというのであれば、1チームにまとまってもらって、ワールドシリーズ優勝を見るというところだろうかなあ。やっぱりWBCがおもしろかったから、こんな発想になるのだろうか。イチローや城島はシアトルマリナーズのために戦っており、松井はニューヨークヤンキースのために戦っている。ここがつまらないのだ。城島のファンは福岡でどう思っているだろうか。マリナーズに日本人メジャーリーガーを集めて、1年間戦ってみたら。これはイチローがWBC後に語っていたことかもしれない。
巨人独走に歯止めを
独走に歯止めをいったいどこがかけられるのか。
鉄人金本のいる阪神にがんばってもらうか、交流戦があったらパ・リーグに期待するか。
巨人はとにかくよく打つし、守備や走塁も悪くない。
投手陣も抑えの豊田なんかもいてなかなか崩れない。
もう少し待って、先発と中継ぎあたりから崩れれば混戦になると思うのだが。
中継をテレビで見ると、ドームの青い空席が結構目立つ。
昔の春の巨人戦はもっと満席だったように思うし、ずいぶんかわったなと思う。
6チームでペナントを争うのはもうつまらない時代なのかもしれない。
何か、変化がほしいものだ。
しかし、楽しみ方は多様だから、今年の巨人戦を楽しみ見ている人も多いかもしれない。
強い巨人、打つ巨人、走って守る巨人。
プレーのひとつひとつは、素晴らしいものが見られる。
やはり、独走を許さない他チームの奮起が大切である。
巨人打線は打ちすぎか
今年の巨人打線は打ちすぎのきらいがある。
だいたい阿部捕手が打ちすぎだ。
この人は春はバカに打つが、今年もそうである。
ペナントレースをおもしろくするためには、巨人投手陣が崩れるのが一番いいだろう。
打つほうはこのままで、投手陣が崩れるというものだ。
適度に逆転負けして、他の5チームと団子レースになるのがいいだろう。
とわたしは思うが巨人ファンはそうは思わないよねえ~。