POUR HOMME -8ページ目
大好きだよ
君がどんな君になっても
いいんだよ
僕の前で泣いたって
今の僕はもう
格好悪いなんて言わないから
大丈夫なんだ
苦しくても
絶対離れたりしない
だからもう
そんなに背伸びしないで?
君が辛いと思うその現実はきっと
君が頑張って作り上げた理想だった
働いて
お金を貰って
生きていく
人間だから
それしかできない
そんな世界に
生きているから
それを苦しいと
一体何人が嘆いただろう
一体何人が挫けただろう
君もその中の一人なんだろう
今僕が
生きていられるのは
君のおかげだよ
僕の命を救ってくれた君に
僕がしてあげられることは
少なすぎて
頼りなくて
やっぱり君はまだ
背伸びしてしまう
ごめんね
もうちょっと大人で
もうちょっと頭が良くて
もうちょっと要領が良ければ
君の役にも立てたかもしれないのに
今度は僕が
君を救えたのに
ぽろりと落ちた
僕はいつも君の分を泣いてしまう
だから君は泣けないのかな
大好きだよ
君がどんな君になっても
いいんだよ
どんな君だって
格好良いんだから
そんなに怖がらなくてもいい
そんなに苦しまなくてもいい
辛いなら
辛いって言えばいい
殴ればいい
泣けばいい
怒ればいい
僕は全部
受け入れるよ
僕は全部
受け止めるよ
大丈夫
不安にならないで
何があっても僕は
君を嫌いになったりしないから
休むといい
もう、
苦しまなくていい
耳鳴りがする
大きな音を聞いたから
耳がまだなおらない
君の泣き声を忘れたいのに
耳がまだなおらない
どうしてだろう
なんでだろう
泣いている君を
抱きしめたいのに
手が上がらない
どこかで騒いでる
僕じゃ駄目だって
誰かが言ってる
抱きしめちゃ駄目だって
僕のせいだきっと
僕のせいなのに
抱きしめたくて仕方がない
ごめんねすらも言えないのに
何回話をすればいい
何を話合えばいい
本気で思っていることは
きっと君にとってよくないことだ
病気になってしまって
心を痛めてしまって
君が泣いているように見えるのに
僕のせいだって
僕はわかっているのに
離れたくないからって
知らないフリをして
君を抱きしめようとしてる
「大丈夫、ずっとそばにいるよ」
言っちゃいけない言葉を言った
君を愛してしまったから
手放したくなかったから
でも
離れなくちゃいけないんだって
ずっと思ってる
ずっと思って
今日も耳鳴りが止まないんだ
君を好きなのに
伝えちゃいけない
嫌わなきゃいけない
別れよう
別れよう
別れ・・よう
何度も
何度も
練習した言葉
今日君が帰ってきたら
明日君が帰ってきたら
明後日君が帰ってきたら
次の君の誕生日をお祝いしたら
ちゃんと言うから
「さようなら」
僕の大好きな君へ
きっと僕もいつか
今のこの時代の流れに
ついていけなくなる時がくるんだろうな
今は最先端だとか
そんなことも知らないのとか
言えてるけど
きっと
明日になったらもう
1週間後にはもう
1年後には
10年後に
30年後
僕はもう
笑われる立場になってしまうんだろうな
どうしてだろう
別に嫌なことでもないけど
少しだけ
悔しいな
頭のなかがぐちゃぐちゃです
何を考えているのかすらもわからないのに
ひたすら何かを考えようとしてる
結局行き着く答え
ああ
苦しい
ああ
痛い
ああ
死にたい
そんな言葉は
誰にも聞かせないように
えへへと笑いながら
今日もわからない時間を過ごしています
ぐるぐる廻る
それはそう
僕というつまらないものが
考える詰まりまくりな考えで
どうしてこんなに
歩き回っているのかとか
どうしてこんなに
何かを考えたいんだとか
どうしてこんなに
何もできないんだとか
どうしてこんなに
価値がないんだとか
どうしてこんなに
物欲がひどいのかとか
結局答えなんて出ないのに
答えを求めるわけでもないのに
どうしてこんなに
無駄な時間
それをわかるからこそ
もっと辛い
無駄な僕
もし
あの時の僕に会えたなら
大丈夫なんだと
言ってあげたいけれど
今の僕は
後悔ばかりだから
怒ってしまうのかもしれない
あそこではこうしてとか
あの時はこう答えてとか
勉強はちゃんとしなさいとか
やり直したいことをいっぱい
書き残してきてしまうのかもしれない
結局
だめなんだなと
気づくときがある
僕は僕なんだなと
笑う時がある
同じ時間を過ごしても
たとえやり直せたとしても
その時の僕は
その時の僕にしか変えられない
何を言えば正解だったか
何をすれば正しかったのか
何が一番で
何がいらなかったか
きっと
後から考えれば
こうすればよかったという
後悔しか出てこないけど
その時の僕がやったことは
もう
戻せないんだろうから
ちょっと許してあげようと
心優しくなるけど
ああでも
やっぱりやり直したいなと
笑ってしまった
ごめんね
わかってるんだ
全部
これじゃダメだってことも全部
だけどごめんね
僕はやっぱり
君じゃないとダメだ
ごめん
嫌いになれない
嫌いになれないよ
君が
「死んでしまいたい」
と言うのなら
僕は止めてしまうだろう
そんなに素敵なのに
もったいない
そんなに格好良いのに
もったいない
そんなになんでもできるのに
でももし本当に
君が
「死にたい」
と思うのなら
いいよ
一緒に死んであげる
一人なんて寂しいこと
言わないで
しないで
僕はいつでも一緒にいるから
ちゃんと側にいるから
頑張るなら応援するよ
もう無理なら抱きしめてあげるよ
殺して欲しいなら殺してあげるよ
だけど君は僕と違う
この世から見捨てられた僕とは違って
みんなに好かれて
なんでもできる人だ
僕が一番それを知ってるから
やっぱり少しだけ
君をこの世界から亡くすのは
もったいない。
いつだってそうだった
誰かを素晴らしいと思った
僕なんか
ダメだと思った
僕よりすごい人も
僕より格好良い人も
僕より綺麗な人も
僕より頭の良い人も
たくさんいる
いっぱいいる
そうやって
逃げてきた
そうやって
目を閉じた
僕なんて居なくなっても
誰も悲しまないだとか
僕に希望なんてないだとか
思いながら
人に憧れた
あの人は凄い
あの人はいいな
希望の歌をうたう人
いつでも笑っている人
自信を持ってしゃべっている人
みんなすごいなって思ったまま
俯いて
僕には出来ないといった
そんな僕でもいいと
言ってくれた人がいた
がんばろうって応援してくれた
ずっと一緒に居てくれた
幸せをくれた
何度も抱きしめてくれた
こんな僕だ
誰にも敵わない
全然すごくもない
格好良いわけでも
頭がいいわけでもない
でも
君を愛す気持ちは
誰にも負けられない。
どうせなくなる恋ならば
しなければよかったと
どうせ居なくなるのなら
知らなければ良かったと
今までの人生で
何回思っただろう
背伸びしても
届かない高い場所に
君がいるから
僕はそこを求めて
ずっとずっと
飛び跳ねてる
結局そんな高い場所の
モノを手にいれたって
すぐに手放してしまうだけなのに
その場所を望んだ
君が良かった
君だけで良かった
目を閉じてしまったら
開けるのが怖くなる
もう君はいないんじゃないかと
僕を忘れてしまうんじゃないかと
何度も何度も
確認する
その場所にまだ君はいるか
僕のことを覚えているか
他の何がなくなっても
どうしても
君だけは失いたくないから。
君が好きだと何回言ったかな
君が嫌いとも何回言ってしまったかな
消えてしまいたいと思った回数も
死んだら楽になれると思ってしまった回数も
全部覚えてない
ただ少しだけ残る
涙の跡と
胸の痛み
重荷なんてわかってた
邪魔だなんてわかってた
認めたくなかった
信じたくなかった
君は何も言わないから
自分が苦しくても
僕が君を苦しめても
君は絶対僕に何も言わないから
調子にのって
側にいて
僕が不幸にすることくらい
わかっていたことだったのに
忘れてた?
思い出したくなかった
もうかなわない願いなら
願ったって一緒なんて
思いながらも少しだけ
お願いしてる
叶わなくてもいい
聞いてくれなくてもいい
でも想わせてほしい
こんなにも
こんなにも
どうしようもないくらいに
僕はまだ
君を好きでいる。

