「ごめんなさい」


その言葉は


自分を傷つけてるような気がした


どうしても


僕は彼女しか愛せないから


君がどれだけ僕を想ってくれても


答えられないんだと


言ってる自分の胸が痛くて


どうしようもなくなった



君がどれだけ


僕を好きで居てくれてるのか


自惚れかもしれないけど


知ってるんだ


昨日も


一昨日も


今日もずっと


君は僕だけをじっと見つめて


どんな場所でも僕を見つけ出して


逃げても逃げても


捕まって


笑いかけてくれる君に


答えられる言葉はひとつしかなくて


いつか言われるであろうその日の


その言葉を


ずっと聞きたくなかった




「どうして、私じゃだめなの?」




同じことを


何度も思った


僕と君は同志だから


わかってくれるはずだよね





どうしても僕は


君を愛することはできない


君と同じ気持を持っているから


彼女じゃなきゃだめだから


言える答えはずっとひとつしかない




「ごめん、ごめんな




 ごめんなさい」









零れ落ちる涙の大きさを知ってる


僕も今同じ気持だ


好きな人が振り向いてくれない


それがどれほど苦しいか


息の仕方も忘れてしまうほど


壊れてしまう心を維持して


ただ、


お幸せに



と。

あーあ。


この恋は一生叶わないな


それでも私は貴方を愛してしまったんだ。








どれだけ苦しくなって


どれだけ心臓を押さえて


これを病気だと呼んでも


貴方には声すらかけられない


告白すらも届かない


何回叫んでも永遠に伝わらない


それでも


頭の中で何度も繰り返される


貴方の短いセリフ




画面の向こうで暮らす貴方は


私とは別の世界の人間だけど


彼によって描かれるその世界の中で


一番輝いているから


私は貴方を好きだと何度も叫ぶ


伝わらなくても


変だといわれても




これを恋じゃないと言える人はいない


描かれた貴方ほど美しい人は


きっと今


見つけられないから






好きです。

飛んでみたかったんだー


アニメのひーろーみたいに


かっこいい剣を持って


敵と戦って


現実はどうさ?


あんなにかっこいいひーろーなんていないでしょー


無理だって知ったのは


何歳だったかなー


現実に失望したのは


あの時だったかなー


もう恋もしないとか


もう仕事もしないとか


思ったときもあったかな





普通なんて言葉


大嫌いだ


僕は偉くなりたい


だって僕は人よりも貪欲だから


ひーろーみたいに飛んでみたかったんだー


いつかなれるとか


まだ信じてたらおかしい?


おかしくないよね


きっといるよね


僕みたいな人





だって



君もそうでしょ?

釣って


吊って


引っ張って


どんなに頑張って


いろんな人に好かれても


ただひとり


君にだけ好かれない


ツレナイ君


だからこそ


君を好きになった


ずっと興味を持たないで?


ずっと好きにならないで?


じゃなきゃこの愛は


なくなってしまうから

学校からの帰り道


差し出されたのはつらい現実





きっと君はその愛という言葉に


見返りを求めてる


返してもらえない言葉なら


きっとすぐに捨ててしまう


僕への愛なんて


そんなもんだよ




わかったフリして傷つけて


掠れた声で「ごめんね」と言った


あの時君を振った僕は


それ以上を求めてたんだ


その場で立ち尽くした君は


あの後泣いていたのだろうか


それともすぐに忘れたんだろうか


僕が気になる君は


僕が好きな君なんだ




今時珍しいラブレター


ハートのマークの白い封筒


受け取ることすらしなかった


その封筒は今頃どのゴミ箱の中だろう


僕への気持と一緒に捨ててしまわれたのかな


信じることはしたくない


傷つくくらいなら傷つけたい


何度最低と言われても


きっと君に好きとは言わせない


見返りを求める愛なんて


僕はうんざりなんだから




それでも次の日になれば


また君は僕を見なきゃいけない


辛く、苦しくさせること


それを僕は知ってるから




明らかに腫れた瞼を


少しだけむくんだ指で隠して


「おはよう」と言った君の口元は笑ってて


たった一晩の愛だったかと


一言も返さずに歩き出す


これでも僕を好きと言えるの?


こんな僕でも好きと言えるの?


君はなんにもわかってないから


僕がどれだけ君を好きかなんて


きっとわかってないから





登校中に顔を見たのに


教室に君の姿はなかった


体調不良と偽って


一体どこへ行ったのか


きっと今頃僕のことで


頭の中いっぱいでしょ?


それでいいのに


ずっと、それでいいのに




保健室から笑い声


君と話すそれは誰?


僕の知らない声は誰?


もう忘れてしまったと言うの?


あれだけ泣かされた夜のこと


馬鹿だよね


人間なんてめんどくさい


もう一度言わないとわからないのかなぁ


なんて最低な僕なんだろうね





ガラガラと重い扉


開いた先には君の姿


酷く歪んだ眉毛には


僕への想いが詰まってる気がして


すぐに逸らした目線の先には


何かでできたかすり傷


保健室に来た理由


怪我をしてたんだと気づく


保険委員の知らない男に


その傷口を触られて


涙なんて忘れてしまったの?


なんて軽い怪我なんだ


なんて軽い傷なんだ


もっと深くしなきゃわからない?


痛みを知らなきゃいけない?


じゃないと僕を忘れるの?


でもたまには





「大丈夫?」


一言声をかければ


びっくりして顔を上げる


「だ、大丈夫、、」


答える声は震えて


僕に怯えて視線を落とす


「そっか、教室にいなかったから・・」


すぐに目線を隣の保険委員に向けて


何かを悟った間をあける


「うん・・大丈夫そうなら良かったよ」


「あ、ちがう・・・っ!」


この状況を弁解したそうな君を無視して


すぐにガラガラと重い扉を閉めた


部屋の中から聞こえる泣き声は


きっとまだ僕を忘れていない証拠


そうやって君はずっと


僕に捕まってるしかない蝶なのだから





そうそれは


僕に愛されてしまった君の宿命

ああ


憧れの彼は


私のしたいことを全てしてて


それをして評価されるだけの実力をもってて





歌を作って


歌って 歌わせて


興味をもって


ソレで繋がって


共感してしまって


泣いてしまって





ああ


憧れの彼は


私のしてみたいこと全てしてて


ソレをもって評価されるだけの実力があって


少しだけ願う






彼に会ってみたい


私を知ってみてほしい

目を覚ませば今日も


まったく変わらない景色


大通りの車の音と振動に


少しだけ頭を痛めて


起きあがったらすぐに


パソコンの電源に手を伸ばす




少しの水分と


昨日の残り物のパン


かじりながら戻ってくれば


もうみんなログインしてる




同じ時間を繰り返しても


同じ景色しか見えなくても


僕はネットで旅をする





「おはよう」 と言えば


すぐに鉛筆のマークが現れて


相手が書き込んでいることがわかる


「おはよー今日はどこ行く?」 なんて返事に


「ダンジョンにでも行きますかー」 なんて答えながら


ネットゲームにログインすれば


おはようの文字でログが埋まる


これでいいんだ




憂鬱な夏の暑さも


うるさい蝉の声がもう止んでいることすらも


僕は知らずに生きていく


3日目になって


やっと9月に入ったことに気づいたりして


久しぶりにカーテンをあけても


2重窓で見えなかったり


日差しに目をやられたり




僕はもう止めたんだ


この現実で生きることを


今は便利なもので


第2の人生を歩める場所があるから


もう止めたんだ


こんな誰にも必要とされない世界なんて


僕には最初から必要なかったんだから





レベルはカンスト


装備は上級


精一杯のキャラメイクをして


プレイヤースキルを上げて




やっぱり強いね


君がいると楽だね




なんていわれて満足した


誰かにとってのたかがネットゲーム


僕にとっては生きていける唯一の場所












だって誰も


現実の僕がいなくなった事に


未だに気づいてすらいないよ














お前ら全員馬鹿だけど






僕だって馬鹿だ。

痛いよ


痛くて苦しいよ


これは恋というの?


でも誰も好きじゃないよ


これは病気というの?


お医者さんには冷たくされて


僕の存在は消えていく





僕と同じ気持の人はいますか?


僕と同じビョウキの人はいますか?


いたら教えてください





僕はちゃんと存在してるんですか、、?


不安になって


怖くなって


頬を抓る


痛がりたい


苦しみたい


でも結局







僕は誰にも見えてない

愛してるよ!


そうだねー


大好きだよ!


はいはいー




何を言えば効いてくれるんでしょうか


君のハートにロックオン中


それをご存知ですよね


私はもうヘナヘナです


恋の天使にやられてしまって


頭がいっぱい全快即効






好きすぎて困っちゃうかもー


そうだねー


胸が痛いよぉぉ


病気じゃないの?





くそぉ


どうすれば君に伝わるのー


これが本気の恋だとわかってくれるの?


そっけない君に惹かれ続けて


折れる気配のない愛に


自分すらも振り回されて


あいらーびゅーん






押してだめならひいてみろ?


誰が言ったか苦痛の選択しちゃって


君の前から姿を消した


押しても押しても効かないから


魔力アップを試みて


全力で恋愛映画を鑑賞3日間


脳も身体も服も化粧も


全部君の好みにするために


修行をしてもう一度


今度こそ


今度こそぉぉ






ツインテールにフリルのスカート白いコサージュが似合うでしょ?


今日は一段と気合をいれて


君の元へ一直線に前進!!スタタター





愛してる!


ひさしぶりー


結婚しましょ!


どこいってたの?







言葉でだめなら何すればいい?


そんなの決まってるひとつしかない


もう私は待てないよぉぉ


恋愛映画の真似をするしか


脳のない私に出来ることはない!





君のネクタイをつかんで


引き寄せた


愛のキッスは直前で出てきた君の手に遮られて


ちゅー



Σ!!!





もうどうしようもないと涙して


なんで本気にしてくれないのと怒る


私の気持はきっとわからない


そんな脳が停止する






君の唇が私に触れて






こういうのは男からするものでしょ?














役に立った恋愛映画と


頑張って買った白いフリルのスカートが揺れる


顔は真っ赤になって


また奪われた心を痛めて





やっぱり私


愛してるうううううううううううううううううううううううう!





知ってる。

気づいてよ、ねぇ、気づいて








日が暮れて


冷たい風に触って


夏が終わると気づく


こんなに早い一年に


一日を思い出せない僕は


切なさに押しやられて


一人の部屋で泣く


手は冷たいのに


顔は熱い




気づいてよ


僕はこんなに君を好きなのに


こんなに長く好きなのに





ずっと変わらぬ思いのまま


伝え続けた「スキ」は


もう届かないことに気づくまで


こんなにこんなにかかってしまった


なのに僕はなんでか


これでよかったと思った


これでよかったと。。





気づいてよ


こんなにこんなに好きなのに


あんなにあんなに言ったのに


どうしてこんなに難しい


どうしてこんなに苦しいの


忘れようと思ったり


プレゼントを壊してみたり


ひたすら涙を流してみたり


テレビの音でごまかしてみたり


結局何も効かないのに


結局君でいっぱいなのに


もう叶わない恋を


認めることがこんなに怖い


馬鹿みたいに一直線に


一方通行の道を爆走して


自己嫌悪





君が彼を好きなことは知っていたのに


くっつかなければいいと何度も思ったのに


君の彼への涙の数を知っていたのに


僕は笑って「良かったね」と言った










ねえ


ねえちょっと


気づいてよ僕はもうこんなに


君でいっぱいになってたこと


彼よりもたくさん君を愛してること


誰にも負けないと言い切れるこの思い



でもね


言わないよ


君を泣かせるやつは


彼だけで十分なんだから


代わりに


僕が泣いてあげるから


君は笑ってよ