カチカチ
カチカチ・・
時計の音は容赦なく
無言の時を増やしていく
君は怒っているのかな
僕は黙ってたほうがいいのかな
喋ると文句しか出てこない
自分の口が怨めしい
カチカチ
カチカチ・・
時計の針は容赦なく
君との距離を作ってく
謝る機会を僕にください
謝る時間を僕にください
謝る勇気を、僕にください。
神様
仏様
もし存在するならば
一生に一度のお願いだ
5分前に戻してくれ
悲劇のヒロインを
救ってやってくれ
僕の命なんてくれてやるから
彼女を殺さないでくれ
彼女を連れて逝かないでくれ
僕を連れていってくれよ
今までこんなに心の底から
何かを願ったことなんてない
神も仏も信じたことなんてない
でも今だけは
せめて5分前にこの記憶を持って行けたら
僕が身代わりになれたのに
神様
仏様
もし存在するならば
一生に一度のお願いだ
悲劇の彼女を救ってくれよ・・
今日も響く重低音
重く苦しく鳴り響く
それが落ち着くんだと
笑った君は
僕のモノではない
「彼とはどう?」
「んー、普通ー。」
毎日聞く質問には
いつも同じ答えが返ってくる
君は僕の想いを知ってる?
君を好きだって事知ってる?
都合のいい奴だって思ってるかな
まあ、なんでもいいか
君の傍に居れるなら
今はまだこの関係で
でも、いつまでこの関係で?
重低音は鳴り響く
僕の鼓動の高鳴りを消し去るように
今日も君は彼の所へは行かず
僕の所に来ることに
少しは期待していいのだろうかと。
ベッドの上にある窓から明かりが射して
子供たちの笑い声が聞こえる
こんな朝を気持いいと言うのだろうか
僕にとっては憂鬱な今日が
また何事もなく始まる
君からの連絡はこないまま
何日経つんだろうか
こっちから連絡する勇気はなく
ただ、ただ、待つばかり
あの頃に戻りたいと歯を磨き
今を生きなきゃとスーツを着る
君が大好きだと言ったネクタイを着けて
汚れてしまった部屋に寂しく響く
行ってきます。
今君は誰に抱かれているの?
僕はまた不安と孤独の中
暗闇に口を閉ざす
暴言
暴力
もう飽き飽きしてたんだ
君の偽物の愛情には
でも僕は離してあげないよ
例え自分も君も苦しめたとしても
僕は君を籠に閉じ込め
ほほ笑む
今夜もまた、何処かへ行くの?
そっか、いってらっしゃい
門限は、朝6時。
音のない世界で
僕は生き続けて
音のある世界で
君は生き続けて
今
ふと目を閉じると
君が笑っていた
もし
僕に音があったら
もっと君を大切にできたのだろうか
もし
僕に音があったら
もっと君に伝えられただろうか
もし
僕に音があったら
君は何処へも行かなかっただろうか
ごめん、
たとえ僕に音があっても
僕は君を失っていただろうね
君は今幸せですか?
・・・そうですか、なら良かった。
愛しているよ
とても愛おしいよ
君に出会う為だけに
僕は生れてきたんだよ
愛でて撫でて愛撫して
夜が明けるまで見つめた
君が居てくれるから
僕は存在できるんだ。と
愛しているよ
あいしているよ
アイシテイルヨ
いつまでも君に囁き続ける
年をとっても
年が明けても
君だけを愛しているよ
大切な大切な、僕だけの宝物。
一人で生きる事は
とても大変だからと
誰かを求めて
歩き続けて
誰かを見つけて
誰かと別れて
君を見つけて
君と別れて
いつになったら
僕はきちんと
前を向いて
歩きだせるのだろうか
いつも後ろ向きに
逃げてばかりだから・・
一人で生きる事は
とても大変だからと
運命の誰かの為に
今日もまた歩きだす
誰かを求めて。