立ち上がったはずだったのに


足は止まったままだった


前に進んだはずだったのに


此処から1mmも進んでない


動かないの


動かないの?


動かせるはずなのに


足が少しも動かない


どうしたらいいかもわからなくて


ただひたすらに叫び続けた


どうすればいいと問いかけ続けた



一歩も前に進めなくて


先にいる君にも届かなくて


諦めていた僕の身体に


君が問いかけた


動かないの?


動けないの?


動かないといい続けて


泣いたフリをした


本当は動かせたはずなのに


動かし方を忘れてしまいたくて


君に迎えに来てほしくて


ただひたすら叫び続けた


助けてほしいと声を張り上げた



深く深く顔を下げて


手を差し出した君は


僕のことを忘れてしまった身体で


目をあわせようともしなくて


僕はそうだ僕は


君の少しのチャンスさえも


潰して駄々を捏ねたんだ


待っててくれたんじゃない


待たせてたんじゃない


君はもうずっと先に進んで


僕のことなんか忘れて




あぁ


なんでこんなに独りぼっちで


君をつらくさせているんだろう


ごめんちょっと待っててなんて


もう今更遅い話で


届いて


届いて


もう少し遅くなってからでいいから


僕は歩き出して行く

君に出会って


恋を知って


好きと言う言葉の重みを学んだ


だけど僕はまだ教えてもらってない


君の忘れ方だけは



愛してるなんて何回言ったのかな


でも僕は届けられなかった


愛してるなんて何回想ったかな


でも君に伝わってなかった



君に出会って


愛を知って


嫌いと言う言葉の痛みを学んだ


だけど僕はまだ教えてもらってない


君への愛し方



なんていえば正解だったのかな


どう言っても君は泣いてしまう気がして


なんていえば答えは見つかったかな


どうしても君は去っていったのかな



君に出会って


別れを知って


でもまだ知らないことが沢山あるよ


あの時の君に僕が言えた言葉は


山ほどあったはずだから

ありがと


愛してるなんて言葉じゃ足りないくらい


君に出会えたことを感謝して


君に想いを伝えている


僕を生きさせてくれた


苦しいのは全部


君への愛なんだよ


ありがと


ありがと


愛してる


ずっと

君とともに立った舞台はとても大きくて


躊躇ってしまった瞬間に小さく聞こえた


「 大丈夫 」


大きな歓声とともに歩き出した場所は


僕たちを一直線に見つめる目が沢山あって


それを手にした瞬間に


僕はやっと目を開けられる


背中をおしてくれたのも


言葉を繋いでくれたのも


全部君だと言うのなら


僕は君がいるからこそここで


この大きな舞台の上で


愛を繋いで歌っていけるんだと


君に届く想いが


僕に届く想いが


繋がっていく


まだ聞こえる


ずっとずっと


小さく響いてる


「 大丈夫 」

全てが全て


僕の思い通りになればいいのに


どうして現実はこうも


うまくいかないんだろう


頭の中では出来上がったプランに


ついていけない周りと


ついていけない僕がいる


全てが全て


頭の中で起こってくれれば


僕は誰がどうみても完璧な人になれるのに


それができないことが不便で


それができないことに腹をたてて


感情が邪魔をする


全てが全て


どうして思い通りになってくれないのか


僕がやりたいことをとめないで


僕がやってることを邪魔しないで


僕が思うとおりのことをしてよ


なんでみんなわかってくれないんだろう


なんでこんなに不便でしょうがないんだろう


なんでこんなに我侭になってしまったんだろう


なのに僕は僕の思い通りにならないことに


こんなに腹をたてているんだろう


それすらも理想とは違うのに


どうしてこんな


全てが全て


僕の思ったとおりに進んでくれれば


あれがなければ


これがなければ


あいつのせいで


誰かのせいで


うまくいかない


うまくできない


何かの誰かのせいにして僕は


誰のことも考えないでひたすらに


僕の思い通りになることだけを望む


でもね


それが一番


君も僕も幸せになれることだと思ったんだ


だってさ


邪魔なものは


邪魔だから


どうしようもないんだもの


全てが全て


全部が全部


僕の思い通りに


僕の描く通りに


それはまだずっと先まで叶いそうにないことだから


僕はまだそれが一番


幸せになれる秘訣だと信じてる

甘い甘い恋のあとに


少しだけ残る苦味が


口と口を離す


何回こうしても


何回そうしても


何回どうしても


身体が寂しいと泣いている


甘すぎる恋のあとに


離れてしまったあとに


少しだけ残る苦味が


突き刺さったまま


呼吸が止まる


なんでこんなに


不安になって


不満をもって


君に接してしまうんだろう


恋なんてしたくないと


何度おもっても


恋がしたいと


同じだけおもう


あの苦い味は


覚えてるはずなのにね

君は忘れてしまったのかな


君は覚えていなかったのかな


君は最初から知らなかったのかな


それとも


もう思い出したくもなくなってしまったのかな


僕のコト なんて。

アア


君への愛を誰が知るだろう


アア


君への想いを誰が聞いてくれるだろう


アア


つらいつらいつらいなんて言って


いたいいたいいたいなんてやって


今日も切り刻まれるのは僕のこの感情だ


アア


君への愛を何で知ったんだ


アア


君への想いをどうして理解してしまったんだ


アア


今日も狂ったように笑いながら


君の恋愛状況を把握してる


誰よりも君を理解してるはずなのになんて


馬鹿みたいな感情がうまれてしまったから


このままどうしようもないんだろうなって理解して


君をわかってるのに僕をわかってもらえない状況に


無性に腹が立っているのに伝えられない


生まれてくる感情はどす黒くて気持ち悪くて


この状況に嫌気がさしているのに抜け出せない


はやく別れてしまえばいいのに


幸せになんてならなくていいのに


もっと喧嘩すればいいのに


このまま僕を好きになればいいのに



アア


君への愛をどうすればいいだろう


アア


どうして君はそんなに美しいんだろう


アア


独占欲なんてなくなってしまえばいいと思うのに


考えれば考えるほど深く嵌っていってしまう


もう誰も救い出せないくらいに


君を愛して君が愛しくて君が欲しくて


ぐるぐると僕の頭の中に響く声は


君が言い続ける彼への愚痴と


その言葉が意味する想い


アア


僕が愛していることも知らないで


傷ついていくことも知らないで


笑ってる君に腹がたって


でもそれでいい


でもそれがいい


いや


もうそれでいい。

長い 長い 夢から覚めた


僕はずっと夢を見ていたんだと気づいた


でも僕は その夢から覚めた


ううん、違う


その夢を






長い 長い 時間を使って


僕の人生ははじまった


あの日から僕はずっと生きてる


ここで生きてる


なのになにもおもわない


なのになにもわからない


君も


彼も


彼女も


誰も


みんな旅立っていく


目的を見つけて旅立っていく


それが怖くて


怖くて


僕は目を閉じた


僕には何もないと目を閉じた


見つけられなかったんじゃなくて


何もしなかっただけなのに


それを知ってるのが嫌で目を閉じた


僕はずっと


僕を知らないでいればいいと


僕を隠していけばいいと


目を閉じた



長い 長い 時間をつかって


長い 長い 誰かの中で


眠って 目覚めて 泣いて 起きたのに


心を閉じて 目を閉じて 僕はまた眠る


感情を生むのが怖くて


何かを失うのが怖くて


何も生み出したくなくて


何にも関わりたくなくて


みんなとは違う夢を見る



「アイドルになりたい」


「歌手になるの」


「警察になるんだ」


「パイロットになるぞ」


「家庭を持ちたいな」



みんな旅立っていく


みんな夢を持っていく


みんな自分を見てわかって


みんな進んでいく



僕は


僕は


何もない


それを見つけられない


ううん、見つけてる でも


でもね


動けないんじゃなくて


出来ないんじゃなくて



僕はここから


動かない





長い 長い 夢から覚めた


僕はずっと夢を見ていたんだと気づいた


でも僕は その夢から覚めた


ううん、違う


その夢を 捨てた






誰かのあとを追っても


届かないものがあるから


自分の道をたどっても


行き止まるときがくるから


たくさんの夢をみて


たくさんの夢を追って


眠る僕の夢を


捨てて


歩いて

あああああ


この音が聞こえたなら手を挙げてほしい


雨宿りしてるその姿を見つけれたなら


僕はまた歌いながら横を過ぎるから


何十回でも何百回でも


君に気づいてもらえるように


奇跡を起こせるように僕は


雨の日には傘を忘れて


いつもそこにたっている君に


聞こえるように届くように


今日も歌いながら横を歩くから


この音が聞こえたなら


この声が聞こえたなら



雨宿りしてるその姿を見つけたなら


今日もまた僕は歌をうたいながら


あああああ


どうしても聞こえないフリをしてる


君への想いを伝えながら


目を伏せてるから


合図すら見えない


雨宿りしてる君の姿を見つけたなら


今日もまた何回目かの奇跡を待って


横を過ぎるけれど


やっぱり君は雨宿りをやめないまま


過ぎていく時間に


想いをのせながら


本当はわかりきってる現実を見ないまま


今日もまた雨が止む



明日は降るだろうか


明日は起きるだろうか


僕が待ち続けた奇跡



大きな大きな雨の音にさえぎられて


君への声が届かないまま


待ち続けてもう何日目?


あああああ




今日も君は傘を忘れて


今日も君は彼を待って


今日も君は笑顔で行ってしまうんだね




大きな雨音にさえぎられて


聞こえない僕の想いを歌いながら


今日も君への雨は降り続けて


それでも僕は奇跡を信じて


いつかきっとを待っている