やっと完成したヒーロー
ボクらの理想がいっぱい詰まった
作り物の僕
君もあの子も彼だって
きっとボクを好きになる
嘘で塗り固められたこのヒーロー
だってそれで世界を救えるんだから
これこそみんなが求めた者だ
正体不明のヒーローに
誰だって感謝するはずさ
さぁみんなボクを呼んで?
ほら飛んでくよ
空だって海だってどこだって
「 嘘 つ き 」
え、なんで泣いちゃった?
完璧だったボクらのヒーロー
どこで踏み外してしまったの
みんなが作ってくれたたったひとつの道
理想という名の線一本
どこの誰の人生を救い出せても
救われない子がポツンとひとり
ボクへの視線を逸らさない
「嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき」
何度だっていってやると睨み続ける
それは僕という名の悪役
どうして?だって望んでた
僕だって待っていた
ヒーローという存在
あ
そうじゃないか
僕がヒーローになってしまったら
ボクにはヒーローが来なくなってしまう
僕がヒーローになれたからって
みんなが幸せになれるわけじゃない
問題だらけのかわいそうなヒーロー
それでもまだたち続けるヒーロー
愛のため
正義のため
仁義を通して
外さない道
ボクはそう
ヒーローなんだ
ねぇヒーロー
ボクを助けて?