今回の件を通して、改めて「防犯」について深く考えさせられた。
もちろん、警察のパトロールや学校の対応も大切だと思う。
けれど、それだけでは守りきれない瞬間があるのも現実だ。
特に子どもの登下校の時間帯は、地域の空気や人の目がとても大きな意味を持つのではないかと感じた。
今回、不審車両が現れたのは決して人気のない山奥ではない。
普通の住宅地であり、子どもたちが毎日歩く通学路だ。
だからこそ、防犯というのは特別なことだけではなく、地域の日常そのものが抑止力になるのだと思う。
犬の散歩をする人。
庭の手入れをする人。
家の前を掃除する人。
買い物帰りに少し外を眺める人。
そんな何気ない日常の存在が、「誰かが見ている」という空気を作る。
犯罪は、人の目を嫌う。
逆に言えば、人の気配が薄れた地域ほど、犯罪者にとって動きやすい場所になってしまう。
最近は近所付き合いが減ったとも言われる。
けれど、昔ながらの「地域の大人が子どもをなんとなく見守っている空気」は、やはり大切なのだと痛感した。
防犯カメラやGPSも必要だと思う。
でも最終的に子どもを守る力になるのは、地域の人の存在なのかもしれない。
「おかえり」
「今日は暑いね」
「気をつけて帰りや」
そんな小さな声掛けですら、防犯につながる。
今回の件で不安になった保護者の方も多いと思う。
私自身も、しばらくは送り迎えをしようと考えている。
ただ、不安だけで終わらせるのではなく、
地域みんなで“子どもたちを見守る空気”を少しでも取り戻せたらと思う。
特別なことをしなくてもいい。
犬の散歩をする。
庭に出る。
家の前を掃除する。
そんな小さな日常が、子どもたちを守る力になるのだと思う。
なんでもない日常は当たり前ではない事を痛感。
安心して過ごせる毎日、それはとても幸せであるってこと。
