店長の瀧ちゃんの送別会に行ってきた。

18年前、当時経営してた日本酒BARに飛び込みでバイトの面接に来てくれた瀧ちゃんが、結婚して大阪を出る。

その送別会に集まったのは、あの頃の懐かしいメンバーたち。

もうね、

エモすぎて滅。

でした。笑

久しぶりに会うのに、一瞬であの頃に戻れる。

「そういえば、あの人知ってる?」
「そこから繋がったんや!」
「え、あのイベントが最初やったっけ?」

……と、昔話に花が咲く、咲く。

そして面白かったのが、みんなで話しているうちに、それぞれの「出逢いのルーツ」がどんどん掘り起こされていったこと。

私が誰かと出逢って、その人がまた誰かを連れてきて、そこでまた別の誰かと繋がって。

お寺や銭湯でイベントをやったり、音楽を聴いたり、服の話をしたり、飲んだり、バス貸し切って蔵見学も行ったなぁ。

そうやってできた小さな出逢いが、いつの間にか大きな人の輪になっていた。

当時はそんなこと、全然考えてなかった。

ただただ毎日を面白がっていただけ。

でも18年経って、こうしてみんなで答え合わせをしてみると、

「あの人との出逢いが、ここに繋がってたんや」

「あの時のあれが、今のこの人との関係に繋がってるんや」

と、出逢いのルーツと広がりが見えてきた。

それが、ものすごく面白かった。

そして同時に、

すごいことやったんやなぁ。

と思った。

一人ひとりとの出逢いは、たまたま。

その日のタイミングも、場所も、誰かの紹介も、たまたま。

でも、その「たまたま」が何個も何個も重なって、18年後にこうしてまた同じ時間を過ごしている。

もう「奇跡」としか言いようがない。

あの場所は、私にとってお店というより、人と人が出逢う交差点みたいな場所だったんだと思う。

音楽、ファッション、お酒、イベント。

そこに面白い人たちが集まって、また別の面白い人を連れてきて。

そして、今もこうして繋がっている。

本当にありがたいことです。

瀧ちゃんとのエピソードは数知れず。

空き巣に入られた時、

「ユーコさん!窓ないですよ!」

と笑って言った瀧ちゃん。

いや、そこ笑うとこちゃうやろ!と思いながらも、あんな最悪な出来事を笑っていられたのは、瀧ちゃんのあの笑顔のおかげだったと思う。

そして、瀧ちゃんといえば、もうひとつ忘れられないのが「龍」の話。

昔、店の風水を見てもらった時に「ここには龍と馬が必要」と言われて、

「うちには“さんずいに龍”で、瀧ちゃんって子がいるよ」

と言ったら、「その子は水商売の龍だから大事にしなさい」と。

その後、私が神奈川へ引っ越すことになり、店を閉めようと思った時、今のオーナーが店を引き継いでくれることになった。

そして、オーナーは確か午年。

……龍と馬、揃ったやん。笑


そんな瀧ちゃんも、結婚して苗字が変わって、ひとつのお役目を終え、いよいよ新しい場所へ飛び立っていく。

人生も折り返しに入って、これから先、あとどれくらいの人と出逢うのかは分からない。

でも、みんなと話していて改めて思った。

人生って結局、

誰と出逢ったか

なんやなぁ、と。

BARで過ごした時間は、たぶん死ぬ間際に人生を振り返っても、「最高に自由で、最高におもろかった時間」として思い出すと思う。

そして、その時間を一緒に過ごした人たちが、18年経った今も私の人生の中にいる。

それって、ものすごく幸せなことやと思う。

こないだは懐かしくて、笑いすぎて、エモすぎて滅だったけど。笑

それ以上に、

あの頃の自分、よくぞこんな人たちと出逢ったな。

と、ちょっと誇らしくなった夜でした。

そして、瀧ちゃん。

18年間、浪花町のあの場所を守ってくれてありがとう。

餞別に渡した酒器は、今仲良くしている錫作家・伴哲夫さんが作ってくれたもの。

九州へ飛び立っていく龍🐉をイメージしています。

向こうでもこれで日本酒飲んでください。

そして、たまには浪花町でアホみたいに飲んでた日々を思い出してね。

18年前の飛び込み面接から始まった瀧ちゃんとのご縁。

昨日、みんなでその「出逢いのルーツ」を辿ってみたら、あまりにもたくさんの人と出来事が繋がっていて、

改めて思った。

人生って、ほんまに面白い。

そして、

出逢いって、ほんまに奇跡やね。

瀧ちゃん、いってらっしゃい。

九州でも、またたくさんの人と出逢って、たきちゃんらしい輪を広げていってください。

そしてまたどこかで、飲もう。🐉🍶