遥かな昔の物語(25) 検証・女王の実在・・ | 前世の記憶を辿る Past life memories

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元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

(24)ヌビアの女王 で、コダイが望んだ情報がかなり揃ったと思うので、検証としては終わりにしたいが、様々な疑問も残った。

 

検証の流れでいくと、シバの女王の実在は、旧約聖書に記された『紀元前10世紀』より、かなり後の時代という見解になる。

そもそも旧約聖書が書かれた時代とは?

 

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旧約聖書について以下

「旧約聖書」はいつ、どのように編纂されたのか

より引用

 

まとまりのあるものが最初に成立したのは前5世紀から前4世紀頃で、ユダヤ民族がペルシアの支配下にあった時期です。ユダヤ教が民族宗教としてそれなりに本格的に成立したと言えるのは、「出エジプト」の出来事の時です。前13世紀のことです。この時から、聖書の最初の部分が生じるまで、8、900年の時間が流れています。ユダヤ教には長い間、「聖書」は存在しませんでした。ユダヤ教は聖書に基づいて存在しているのではない、ということになります。

しかし聖書が、作られ始めます。「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の五つの文書からなる、いわゆる「(モーセ)五書」です。これに他の文書がだんだんと付け加わって、文書の数が増えていきます。

前2世紀初めに、重要な事件が生じます。ヘレニズム文化(アレキサンダー大王以降のギリシア文化、前4世紀後半以降)が支配的だった時代です。ヘレニズム文化の一大中心地だったエジプトのアレキサンドリアで、ヘブライ語聖書のギリシア語訳が作られます。「七十人訳聖書」(「セプトゥアギンタ」)です。 

この時期には、どの文書が聖書に含まれるかが確定していなくて、新しい文書が付け加えられるということがまだ可能でした。こうした中で、最初からギリシア語で書かれた文書がギリシア語聖書の一部として加えられるということが生じてきました。ヘブライ語聖書に含まれていない文書が、ギリシア語の「七十人訳聖書」には含まれているということになって、聖書にどの文書が含まれるかという点で、異なった立場の聖書が併存することになりました。

この状態は後1世紀末に、終止符が打たれることになります。「ヤムニア会議」と呼ばれるユダヤ教の知識人の集団があって、そこで「聖書はヘブライ語で書かれた三十九の文書で構成される」ということが決定され、この決定が定着します。

 

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個人的には、旧約聖書が史実に忠実だったと思っていないせいか(史実を記録するための書ではないので、それを生み出す人(団体)の都合に添って書き換えられてきた?)紀元前10世紀のソロモン王の実在はあっても、シバの女王の逸話が、無かった方向に向かっているのも無理もない話だと思う。

 

ソロモン王との出会いについても、個人的には創作ではないかとの疑念はあるが、記事には敢えて載せなかったものの、ビジョンで視た女王には、ひとり息子--歳は7〜8才ぐらい--がおり、加えて存在しなければならないはずの夫の姿は一切なかった。となると、ソロモンの話が本当だったのかとも思えてくる。(旧約聖書には、シバの女王とソロモン王との間には息子(メネリク)が生まれたと書かれている)

 

そこで、コダイのビジョンに登場したシバの女王についてだが、前回記事にした大城さんの論文にあった、ヌビアの王妃、王女達の地位と存在の重要性は、それ以前のクシュの歴史でも同様だったのでは、と推測、シバの女王は

クシュ王国の女王

として考察した方が、可能性は広がると考えた。
 

検証の(23)にも載せた通り、

クシュの歴史は紀元前3100〜2890年頃、ヌビアの地に始まったとされている。

最初の国は、紀元前2600年ごろに興り、ヌビアの全てとエジプトの一部を支配した。

紀元前11世紀にエジプトでの内部抗争により「植民地」支配が崩壊して、ヌビアのナパタに本拠地を置いた王国の独立運動が起こった。この王国は植民地の政権を転覆させた地元民によって支配された。エジプトの文化と技術の影響、例えば、ピラミッドの建築や(→「ヌビアのピラミッド」)、土着の神と同じようになされたエジプトの神の崇拝などにはっきりと見ることができる。

 

このようなことから、紀元前10世紀に女王の在位にあった可能性は否定できない。

 

--そして何より、自身が視たビジョンに、はっきりと『シバの女王』の名が登場したことから、誠に独りよがりながら、彼女の実在を信じずにはいられない・・

 

ヌビアのピラミッド