前回で、『天駆ける』の検証は終わらせていただきます。
太平洋戦争時代の航空機に関する情報に終始して
しまいましたが、要と稔、二人の生きた証が、両者とも
操縦士としての人生であったことから、そこに焦点を
あてました。
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日本がポツダム宣言を受諾し降伏、戦いは終わった。
『勝てば官軍負ければ賊軍』
※たとえ道理にそむいていても、戦いに勝った者が正義と
なり、負けた者は不正となる。 物事は勝敗によって正邪
善悪が決まるということ。
戦争は、どちらに正義があったかではない、負けた国が
『悪』なのだ。
戦後、生き残った戦闘員達が、戦中の話をはばかるように
語らなかったという話を見聞きした。
それは 敗戦国=悪 だから。
前のように愛国心から軍に志願し、身を挺して闘うことに
青春を懸けた人たちについて、敗戦国だからと、彼らの
生きた証まで否定したり無かったことにしてはいけない、
そんなことを教えてくれる前世の物語でした。
要と稔の青春は、短く、はかないものだったけれど、どこか
羨ましいような、眩しいような--
Japanese pilots posing together with a Nakajima ki-43
※補足
『検証記事・桜花』について、発案者とされる太田正一に関して
Wikipediaより引用したが、彼に関して、実際は発案者ではなく、
軍上層部から下達することができないため、下から提案した、
という形にしたという説もある。
次回は、Eさんからのメールなどの紹介等させていただきたいと
思います。

