Xデーとなったその日、ロブレヒトとその仲間達率いる一群は、
先ず、司教の住む教会施設を襲撃した。
施設があっという間に炎に包まれたことを確認すると、集団の
一部を残し、次の標的へと向かった。
--次の標的--そこは、ロブレヒト達が数週間前に下見を
していた、司教と深い繋がりを持ち、権力を思うままに操って
いた支配階級の領主の豪邸だった・・
領主の家には剣士も多数おり、武器も備えているといった情報
も事前に得ていたため、ロブレヒト達は大砲を用意していた。
--それを運ぶ様子が、(3)で書いた光景である。
襲撃は、(4)で書いた通りの結末を迎えた。
そして、彼が捜していた『ある人』の行方とは、クラウ
ディアのこと--
暴動の責任者として、それを中止するなどもはやできない
段階に入っていたため、Xデーの秒読みが迫る中、彼は
彼女を救えないものかと模索して悩んでいた。
彼は平静を装いながらも、彼女が命を奪われる可能性を
考えると、心が痛んだ。
--が、時は残酷に過ぎる・・・
焦る気持ちを抑えつつ、破壊された館の中を隅々まで探して
回るロブレヒト--
彼女の遺体は無かった、仲間に捕らわれているのでもない--
彼女はいったい何処にいるのだろう・・・?

