ジョシュア・ベル という米国のヴァイオリニストの存在を最近になって知った。
切っ掛けは、10代の頃ピアノを習っていた息子のおススメ セルゲイ・ラフマニノフ の
ヴォカリーズ(1915年作曲)
をYoutubeで聴いたことからだった。ところがそれは、ピアノ演奏ではなく、ヴァイオリン。
調べてみると、元々はピアノ伴奏付きの歌曲だったものが、ピアノ独奏版を始め管弦楽版、チェロ独奏版など、様々な形の編曲が為されてきたそう。
好きなラフマニノフ繋がりで聴いていて気に入ったらしく、動画は、イツァーク・パールマン(イスラエル:2009年オバマ大統領の就任式でヨーヨーマと共演)の演奏だった。
ところが、演奏の良し悪し(技術的なことも判らないので)が良く分かっていないからか、どうにもピンとこない。
試しに、他の人のヴォカリーズを数名聴いてみたが、パールマン以上にピンとこない。
そんな中、飛び込んできたのが、この
Joshua Bell の管弦楽(?オーケストラ?)をバックに奏でるヴァイオリンだった。
冒頭から引き込まれ、何か物悲しく繊細で優しい音色に心を奪われた――