his ~恋するつもりなんてなかった~ 明日最終回!!! 渚はビョルンをイメージした??! | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

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2019年の幕開けが『おっさんずラブ』

その後4月から、西島秀俊主演の

『きのう何食べた?』

そしてNHK

『腐女子、うっかりゲイに告る。』

と、

深夜枠でBL系ドラマが怒涛の如くスタートした。

 

かつて無いこの現象は、やはり『おっさんず~』

の大成功を受けての事だろう。

 

喜び勇んで?総て飛び付いてみたものの、

回を追うごとに 

無理!

と思うようになった。

 

『きのう何食べた?』は、西島秀俊が好きなので

始めのうちは彼のさわやかな容姿に釣られて

観ていたが、最近になってそれだけではやはり

無理だという事に気づいた。

 

原作の漫画が絶大な人気で、ドラマの主人公達の

再現も素晴らしいという評判だったので、期待もして

いたのだが・・・このドラマの面白さが何なのか、

今では全く判らない。

 

男×男 の設定だが、特に恋愛模様も描かれていない。

毎回、西島が料理を作り、それが絶品という場面しか

描かれない。

 

LGBT の問題もそれほど多く描いていないので、

それも特に大きなテーマでもなさそうだ・・

 

早々に飽きてしまった。

 

NHKの『腐女子〜』は、おっさんずの金子くんが主演。

おっさんずで演じたコミカルなモンスター社員とは正反対

の暗ーいキャラクターで、さらに高校生という設定は、

年齢的に、見た目のリアリティにも欠ける。

 

男しか愛せない という男性にとって、それを理屈で
議論しても答えは決まっている--
確かに、LGBTという存在に世間の偏見や無理解が介在
してくるため、そこに焦点を当てて、あーでもないこーでもない
ということを制作サイドがしたいのかもしれないが。。。
 
これは、第2話を観る段階で観ること自体が苦痛になった。

 

 

 

4月からの深夜枠BLドラマ(個人的にはすべてを
『BL』というワードで一括りにされるのは面白くないが)
の中で唯一、これぞ
王道!
と思うドラマがある。
 
名古屋テレビ メーテレ
毎週月曜 深夜24時59分から放送の
 
 
 
倉悠貴( 日比野渚 ひびのなぎさ役)  
草川直弥( 井川迅 いがわしゅん役)  のW主演
 
単身赴任の父を訪ね名古屋から江の島に遊びに来た男子高校生
・井川迅(いがわしゅん)と、江の島に訳あって1人で暮らすサーフィンが
大好きな男子高校生・日比野渚(ひびのなぎさ)。彼ら2人の間に芽生えた
友情が、やがて恋に発展していく。迅と渚、互いを思う気持ちに気づいて
いく二人・・
 
第4話が辛すぎて、何も手につかない・・
といっても、わけわからん と思われるでしょう。

 

 
渚は女子を恋愛対象として見ることのできない男子。
けれどそれを隠しているうえ、その秘密を守ろうと
するため、好きにもなれない女子と無理につき合って
いたりする。
 
偶然の出会いで知り合うことになった迅に惹かれるが
その気持ちを伝えることができない。
 
遠回しに伝えても気持ちは伝わらず、自暴自棄になった
渚は、親しくしているサーフショップのオーナーの娘と
不本意ながらもつき合うことになってしまう・・
自分の本意ではない行動に落ち込む渚だが、迅の
気持ちが動かないことにさらに苦しむ--
 
ここで第4話が終わった。
 
渚役の 倉悠貴くん は、実際の年齢は
19歳だが、顔にも幼さが残り、演技も初々しくて、
このドラマに容姿の良さとともに、とても良くマッチ
している。
 
また、このドラマは、台詞の選択も良くて、以下のような
場面で使われたのは
 
恋する相手に好きだと告白したら、と勧められた渚が、
自分の気持ちを伝えたら(二人の関係は)
『壊れちゃう』
といったせりふ。
 
このように、何か子どもっぽくて、でも、だから可愛らしいと
思えるせりふが登場したり、あるいは、以下のような、どきっ
とするような確信に迫るせりふがあったり。
 
サーフショップの娘、千歌が言う
『渚って、もしかして迅くんのことを・・』
渚 『・・・・』
千歌 『違うよね・・ごめん、私、ヘンな事心配して‥』
 『ヘンな事なんかじゃない・・』
千歌 『え?』
渚 『・・・俺にとっては・・・
それが、当たり前だから--
 
人に知られないようにしてきた渚が、勇気を出して告白する
場面--そのせりふが、
当たり前だから
 
過去に、このような系?の映画やドラマを様々観てきたが、
これほどシンプルでありながら明快で男らしい??
せりふには初めて出会った。
 
このせりふを言われたら、周りはもう
何も言えねぇ
と言うしかない!
 
 
また、このドラマの制作者は、ドラマと主人公である渚を
ベニスに死す
のイメージで作ったのではないかと思った。
 
ベニスに死すの舞台も島と海。
(イタリア リド島と海 )
his の舞台も
江の島と海
 
そして、渚の髪型は、ビョルン・アンドレセン
の髪型に似せている気が・・