またまたファイナルセットのみしか見れませんでしたが・・
2ゲームまではWOWOWで、後はPCのライブストリーミング
を見ました。
結果は以下↓
ハイライト リンク↓
ファイナルセットは対戦相手、ダミルのクレームが凄かった。
何度も主審をコートまで呼んでクレーム。観客はブーイング。
解説が入らないし、当事者達の音声もよく聞こえなかったので
何に不満があるのかわからなかったが、その都度ボールボーイ
達がライン上の汗?を拭き取らさせられていた。
それについて、主審がルブリョフくんの名を
゛アンドレイ!アンドレイ!"(彼のファーストネーム)
と何度も呼んで(これだけは大きな声ではっきりと聴こえた)
彼の許へ行き、了承を得ていた。
整備の間かなり時間を取られ、集中力も削がれかねない
状況であるにも拘らず、彼は大人の対応、主審に黙って
従った。
♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*
ルブリョフくんの活躍で、動画も増え、インタビュー動画も
幾つか見たが、その内容はどれを聞いても常に同じだった。
それは、コートであんなに感情を解り易く表現するアツい
タイプなのに、口から出る言葉は穏やかで、テニスに向かう
姿勢についても、拍子抜けするぐらい普通で当たり前のこと
を云っているのだ。
自分は今、成長過程で、勝敗よりも練習をきっちりこなしつつ
テニスを『学ぶ』事しか考えていない、と。
原語の問題ではなく--彼はロシア。英語も慣れては
いるが、母国語ではないので、云いたいことを十分
云えてないのではないか、ということではなく、本当に
謙虚でシンプルな考え方しかしていないように見える。
小手先の技術を覚えるより先に、基本を重視する考え
だと解釈した。
どのスポーツであれ、頂点に立つプレーヤーは、
漏れなく基本に忠実、という事をよく聞く。
毎日の練習は、小手先の技術を磨くのではなく、
体力づくり、基本の基本しかやっていない--と。
そういう意味では、地に足を付けた賢明な考え方
だと思った。
少し勝ちだすと、途端に小手先の技術に気を取られ
体力づくり(基本)や、基礎練習を疎かにしだす。
結果、怪我を招きタイトルどころではなくなる・・・・
『心技体』は、スポーツだけの話ではなく、普通に生活
している人にも、同じことが言える。
病気や怪我をしていたら、仕事はできない。
そのあまりにもシンプルな基本を、どんな立場の人
であれ、つい忘れがちになってしまうかも。
Q;今回の対戦で良かった事学んだこと等教えてくれる?
A;よくわからないけど、ただアグレッシブにプレーすること
は心掛けた。最近はトッププレーヤ―と戦う機会も増え
たので、そのうちのひとりとの闘いだと思った。
ランクを上げるには、日々学び、自分を成長させていく
ことが大事。
Q;第2セットで先にブレークされてしまったが、そこから
どうカムバックした?
A;ブレークされて1ゲーム失うことを気にするのではなく、
どうプレーに集中するかに焦点を当てた。ライン際に決め
た数ポイントでブレークバックできた。闘志を前に出して、
ポイントを狙いに行った。但し、いつも今日のように上手く
いくとは限らない、誰にもそれは判らない。
Q;次世代のスターとして大きな注目を浴びて以来何も
なかった前年までと(タイトルも一つゲットした)今年との
違いは?
A;以前は全くプロらしくなかった。昨年、根本的に全てを
変えた。その瞬間から『リアルワーク』を始めた。
それから成長したし、今も成長を続けている。それは
テニスプレーヤーとしてのキャリアが続く限り続けて
いくつもりだ。
Q;ディミトロフ戦勝利後、この記者会見に臨むまでの
2時間、何してた?
A;特に・・・リカバリールーム?へ行ってフィットネスして
バイクしてシャワー浴びて・・・(笑)
Q;以前、プロとしてしてはいけない事を決めていると
語っていたが、今も? あれば具体的に教えて。
A;何も無いけど・・ジュニア時代もそうだったけど、ふつうに
悪いことはしてはいけないし、練習は一生懸命しなければ
いけない--プロなら誰でも怠ければ脱落していくだけ。
それは、皆さんも同じでしょ。
Q;何か勝つためのルーティン(ジンクスのようなもの)を
ここ、ニューヨークでも決めてる?
A;夕食を同じレストランでとることぐらいかな。
ここ2日間は同じだよ。
Q;どの店に行ったの?
A;日本食の店だよ。

