ルブリョフくんの試合が深夜に行われる
ことは知っていても、仕事があるので見ることができない。
が、
ルブリョフくんVSディミトロフ
戦が、大坂なおみ選手の試合終了後、第1セットだけ
WOWOWで中継された!!
前日、サーシャが、チョリッチに敗れ早々と消えて
しまったので、この予想外のプレゼント?は嬉し
かった!
TVで彼を観るのは、2015年のUSオープン
本戦の初戦 対 ケヴィン・アンダーソン戦
以来。
相手が今シーズン、すでに3つのツアータイトルを
獲得、世界ランクを9位に上げてきた
ディミトロフ
なので、大方の予想はルブリョフが劣勢だったはず。
が、結果はその予想を覆した。
前半は、どんなにウイナーを獲られようが、エースを
決められようが、泰然としていた。(オオモノ?)
しかし・・・2度のブレイクを許した後の
2-5 の劣勢から、怒涛の逆転劇
が始まる・・・!
2度目のブレークを許した直後、いきなりアクセル全開。
泰然としていた彼らしくない!?態度は一変。
強い、速い、深い、正確なストロークは終始健在だったが、
エラーすればユニホームを引き千切って?!悔しがる、
ウィナーを獲れば吠える・・
身体は細く見えるし、19歳なのでまだ子どもっぽい顔つき、
なのに隆々とした腕から繰り出される重いストローク。
ディミトロフは次第に右へ左へと走らされる。
うえに最深部のさらにライン際に飛んでくるボールを
打ち返すので精一杯になっていく。
蓋を開けてみれば、第7シードだったディミトロフに
3セットのストレート勝ち。
凄い!
第一セットの逆転劇しか見れなくて、残りの2セット
は知らないが、ハイライトを見れば、ディミトロフは
結局最後までコートの端から端まで走らされていた
ようだった・・
17歳頃より、パフォーマンスは多少おとなしくなった
ものの、華のあるテニスを産みだすパワーは倍増、
場数を踏んできた経験も滲み出ていた感じ。
もっと勝ち進んで師匠のナダルやフェデラーと対戦
する中継が観られるといいな~![]()
対ディミトロフ戦 ハイライト動画
USオープン
ルブリョフ選手 次戦は3日(日)朝4時以降
コート5 第3ラウンド 第3試合
対戦相手 世界ランク 56位
Damir Dzumhur(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
3日(日)朝2時以降
同じコート5の第2試合は 第3ラウンド
大坂なおみ VS K・カネピ(エストニア)
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サーシャは残念だった。
でも、チョリッチのプレーには学ぶところが多くあった
気がする。
世界ランク、四強に次ぐ6位に上り詰めたものの、
だからこその弱点を秘めていると考えさせられた。
チョリッチは、昨シーズン後半を右膝の手術で
リタイアしている。そこから今年カムバックした。
リハビリとかしてカムバックしているはずなのに、
弱さは微塵も感じられなかった。それどころか、
体幹も安定していて、タイトルをいくつも獲って
しかも健全なサーシャの方が横綱相撲?が
できるはずなのに、終始冷静に落ち着いて
プレーをしていたのは、チョリッチの方だった。
今日あっさりケヴィンに負けてしまったが、
チョリッチに限らず、いつでもいくらでも
下剋上を狙えるプレーヤーは山ほど居る
だけに、サーシャの更なるパワーアップを
期待したい。