マイアミ・オープン2015 準決勝
[1]ノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア) VS [22]ジョン・イズナー(アメリカ合衆国)
7-6(3) 6-2
で、ジョコヴィッチの勝利
ATP公式ページより記事
第1セットは互いに一進一退が続き、やっと第12ゲームに訪れた
ジョコヴィッチのブレークチャンスもこの第22シード、イズナーの
頭越えスマッシュに阻まれタイブレークを余儀なくされる。が、結局、
連覇を狙う昨年のマイアミ王者ジョコヴィッチが7-3で制した。
第2セットでは、ジョコヴィッチが2回のブレークに成功、勝利を収めた。
ジョコヴィッチ談
『今日の試合では、戦前決めていた戦術がなんとか功を奏してくれ
たことが嬉しい、サーブの良い選手との試合はいつも苦労するから。
最後は、メンタルを強く維持すること、粘り強く我慢することが肝心だ
とつくづく思う…今日はコートを十分に使って良いパフォーマンスが
できたことを嬉しく思う。』
オンコートインタビュー
『・・第1セットで長いストローク戦を重ねるうち、タイブレークに入る
前、イズナーに疲れが見えた。そこで自信を持って第2セットに入り、
早々とブレークできたことで気分的にリラックスした。ショットやスイ
ングに余裕が生まれ、良いプレーに繋がった。さらに、セカンドサー
ブで彼から時間の余裕を奪い、踏み込んでプレッシャーをかけた。
セカンドサーブの出来が良かったことが勝利のカギとなった。』
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錦織選手が完敗したイズナー選手、ジョコヴィッチ選手ならどう戦うのか・・・
ジョコヴィッチ選手に分はあるだろうとは予想していましたが、意外と簡単に
負けてしまうかもしれないし--と思いを巡らせていた戦前。
蓋を開けてみれば、驚愕の嵐・・!
おぬしやるな・・・程度のレベルではありませんでした。
第1セットはどちらもサービスゲームを守りきる形。ジョコヴィッチ選手はイズ
ナー選手の強力なサーブをどんな態勢になってもリターンしていたことが、錦
織選手との違いでした。勿論全て返せたわけではありませんが、返球するうち、
錦織戦では見られなかったストローク戦が始まります、それも長い長いラリー。
坂井さんの解説が本当にためになるんですけど、総合すると、第1セットで、
イズナー選手に様々なショットを試し、ここが弱点だと見極めるとそこを攻めて
いく--
第2セットでイズナー選手の足元を襲うショットをこれでもかと浴びせると、大男
は低い動きができず、全てネットに当ててはポイントを奪われていたり、もしくは、
イズナー選手の長い腕でも届かないところを狙って、サーブをワイドに打ち込ん
だり・・
ジョコヴィッチ選手はサーブもめちゃ良いです。
エースの数 ジョコ 10 イズナー 9
※最終的にジョコヴィッチ選手のエースの数が上回りました。
様々なショットを試そうにも、サーブが決まらなければ試せないし、ラリーになら
なければ試せない等、ある程度形にならないと攻略もできないということを見せ
つけられた感じです。
ジョコヴィッチ選手の攻略法というのは、ビッグサーバーだからこうとかといった
マニュアル的なものではなく、各々対戦選手の個性や得手不得手を見極め、そ
れに応じた攻略法を見つける、ということだと思いました。なので、イズナー選手
を攻略した手法が、ラオニッチ選手にも通用するかと言えば、それは違うという事。
勝つためにはまず 敵を知れ ということか・・?
・・なんかイズナー選手、3回くらいシャツを替えていましたが、汗だくでした。
対してジョコヴィッチ選手は一滴たりとも汗が見えません。涼しい顔です。
一流になるアスリートの共通点は、基本に忠実とよく聞きますが、ジョコヴィッチ
選手のリターンのしぶとさ、サーブの正確さを見ていると、多分物凄い量の練習
をしているのだろう、と--それも『基本練習』を地道にこつこつとやっている気
がします。
Miami 2015 Friday Hot Shot Djokovic
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ところでここからは、怪しい話に興味のない方にはブログを閉じていただきたいのですが・・
私はブログのメインカテゴリーで『前世』について書いていますが、時々、それとは
無関係なものを聞いたり見たりします。
ここから、そういった現象について少しばかり載せたいと思います。
何故それをテニスの記事に混ぜるのだ、と思われるかもしれませんが、その現象は、
テニスを見ていて起きたからです。
それも、全く予期していなかったし、聴こうと思って構えていたわけでもありません。
もったいぶるわけではありませんが、長くなりそうなので、次回続きを書きます・・