Nishikori Sets Wawrinka QF Clash
Nishikori On Top 5 Status:“I’m Just Not Comfortable”
Melbourne, Australia by ATP Staff 26.01.2015
以下、上記2件の記事を抜粋して訳しました。
ニシコリは云う 『世界ランク5位のプレイヤー、という地位はまだしっくりこない』
と--しかし彼のプレーを見れば、とてもそうは見えない。
第10シードのフェレールに 6-3,6-3,6-3 と圧勝。
これで5連勝、トータル7勝。
物静かで謙虚な25歳は、グランドスラムで6度シード選手と対戦し、5勝している。
負けたのはUSオープンで戦ったM・チリッチだけだ。
『これは(世界ランク5位)単なる数字に過ぎない。昨年早々トップ10入りしたばかり
でまだ慣れてない。慣れるまで、もう少し経験が必要だ』
彼は試合に臨む時、ビジネスライクなアプローチをする。ガッツポーズをし、感情を
露わにする積極的なプレイヤーと何度も対戦していながら、彼自身は表面上平静を
保ち、けれど競技中しっかりとチェックしている。
なので、世界トップランクの強豪達にとって、彼は
静かなる脅威(Silent threat)
となる・・
1年のほとんどを、フロリダ、ブラデントンのIMGアカデミーで、コーチのマイケル
チャン、ダンテ・ボッティーニとトレーニングしながら過ごすニシコリは、そこでは
ほとんどその存在を知られることなく過ごすことができている。
が、日本ではそうもいかない。
『フロリダでは、誰も僕に話しかけて来ないけど、日本では違う。大勢の人が僕に
気づくので、外に出かけることもままならない。それでも日本を楽しんでる、それは
自分の故郷だから。』
フロリダでの生活は問題ないが、ひとつだけ恋しいと思うのは、日々の食事。
『日本の食べ物の方が良い、間違いない!』
オーストラリアの強烈な太陽の下、試合は2時間を越えた。それは、32歳になる
フェレールの疲労が脚にくる、という有利な条件をもたらすことになった。
土曜日の対戦、G・シモンとの3回戦も、体力的に相当厳しいものだった。
それ等は、ニシコリとの対戦で、44本ものアンフォーストエラーを生み、たった
14本のウイナーという結果が物語っている。
それでもフェレールは会見で
『今日の気分はあまりよくない、ケイの方が良かったし--でも、平気さ。
ドーハで優勝し、多くの勝利でシーズンをスタートさせることができたから。
2、3週間休みを取って、次の戦いに向けてまた準備するつもりだ。』
準々決勝に照準を合わせるニシコリは、ワウリンカについて
『タフな試合になるだろう。TVで彼の試合を何試合か見たけれど、とても良い。
フォアもバックも--特にバックハンドは凄い、とこからでも打ってくる。
どちらにしても、準々決勝以降で楽な試合なんてもう無いと思う。好い試合がで
きるよう頑張る。』
明日の対戦
錦織圭 VS スタン・バブリンカ(スイス)
12pm以降