『息子さんとの関わり』に気づいた時、すでにMさんの前世をある程度視て
いた。
そもそも、タイトルにもしたように、最初にMさんの前世の姿を視た瞬間から、
これは 『幕末』 に違いないと思ったのは、つい先ごろ鑑定した『空の彼方
に』で、かなり研究?したおかげと、その時代であるという情報が同時に迫っ
て?きたからだった。
ただその時は、その鑑定からあまり時が経っていなかったので、少々懐疑的
な気持ちになった。
--そんなに、度々同じ時代を見るものだろうか・・?前鑑定の影響を受けて
いるのではないか・・と。
が、続きを視ていくうち、その疑念は払しょくされた。
確かに時代が同じなので、似たような光景が多少はあるものの、内容が--
当然のことながら、全く違ったからだ。
同時に、内容が違うということは、前鑑定の研究が全く役に立たなくなると
いうデメリットも生じる・・・(;^_^A
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先ず、前世のMさんの姿から始めよう。
若い(10代後半)男性で、サムライのような着物・袴姿(色は黒)
でありながら、髷(まげ)はなく、長い髪を後ろでひとまとめにしている。
(幕末っぽい?)
着物も、武士の格式があるようには見えない、無地でシンプルなもの。
背は高くもなく低くもなく、体型は細身である。
何か急ぐ必要でもあるのか、かなりの速歩(はやあし)で、走るように歩いて
いる。
--腰に差した刀の柄を握りしめたまま・・
まるで体重が無いかのよう、飛ぶように暗い街を進む青年は、一体何処へ
向かっているのか・・?
--視えてきたものは
1本のロウソク
大きくて太いロウソクが1本、部屋を煌々と照らしていた・・

