頂点に据えられた『鏡』、そしてその素材について
歴史・古代文明と世界のミステリー
より抜粋
古文書によると、灯火室には直径1メートルもの、ガラスと透明な石でできた
巨大な反射鏡(レンズ)が設置されていた。
そして、灯火室で灯された光の強弱や方向が、この反射鏡によって自在に
コントロールできたというのだ。
さらに伝説は、大灯台から発した光は50キロもの遠距離からでも識別できた
とも伝える。
また、太陽光線を集めて反射させることにより、160キロもの遠方にある船を
焼く事が可能だったという。
なお、反射鏡の素材については、古文書のいう透明な石=水晶説は、研磨
技術の問題もあって否定され、金属を磨いた凹面鏡であったという考えが
通説となっていた。
だが19世紀末、メソポタミアで約2700年前の水晶レンズが発見された事で、
古文書の記述を完全否定する事はできなくなってきた。
海外のサイトでは、望遠鏡ではないか、との説もあり、やはりあまりに時代が古く、現存もして
いないことが致命的なせいか、確実なものはなさそうだ。
が、少なくとも古文書が残っていて、そこからの情報なので全くの見当違いでもないはず--
私が視た、アルミをコーティングされたガラスのような板 は、上の説明を読むと
納得できるところはあった。(水晶ではなく、あくまでガラスへの反射だと信じる)
ただ、レンズということで、形が円であったとすれば(下画にあるような)、窓枠のように視えた
ものは、頂点のドームを柱で囲んでいる絵を見れば、それが枠のように映り、その背後に
反射鏡があるというビジョンが、窓枠のように見せた、とも考えられる。
少なくとも、視えた 強烈な光 は、太陽光を反射させていたという上の説明を証明するも
のだとは思う。
--夜間炎を燃やして反射させていた 件に関しては、全く視ていないのでわからない。
いつか機会があれば、再度視てみたいと思ってはいるが・・
