無良崇人選手演じる 『Phantom of the Opera』  | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。


羽生選手が大変な状況にありながら恐縮ですが・・彼の『オペラ座~』ではなく、
無良崇人選手のファントムについて、スケートカナダ以来、ずっとブログに載せたい
載せたいと思いながら叶わず、やっと今、彼の素晴らしいファントムについて書かせて
いただく時がきました!

まるで、壮大な長編映画を観ているような、無良選手の『オペラ座の怪人』・・
選曲も素晴らしく、また、曲調が変化するタイミングとそれにシンクロする振付け--
それは指先まで神経が行き届き、エレガントな雰囲気を醸し出す・・
ボーカルが入るタイミングも絶妙--!
そのうえで、全てのジャンプも力技でなく優雅にキメている。
そのジャンプも、本当に4回転したの??と思うほど、ゆったりとしていて--もう
新鮮すぎ、目からウロコ状態で、一瞬でも画面から目を離すのが惜しいほどでした。

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以下に、SKATECANADA サイトより、無良選手に関する記事を抜粋しました。

Takahito Mura takes gold in men's

フリーの得点が173.24と表示されると、キスアンドクライにいた無良はその場に
泣き崩れた--それは、彼自身決して到達することはないと思い込んでいた数字だった。
トータル255.81で、スペインのハビエル・フェルナンデスを約11ポイント上回り優勝した。

高橋大輔引退後も日本には、羽生町田がいた。が、ここにきて無良までもがその輪に
加わった--
日本選手権ともなれば、かつてないハードな闘いが繰り広げられるだろうことは疑いようも
ない。

無良といえば、かつてはまるでハンマー投げ選手のようだった--力ずくでゴロゴロと
回転し、ドシンと落ちる(下りる?)。
ところが今回のフリーでは、『オペラ座の怪人』としてエレガントにドレスアップして登場--
かつての彼とはまったくの別人だ。

彼は今夏、ロシアのイリヤ・クーリック(長野オリンピック男子シングル金メダリスト)に師事、
ジャンプのテクニックと基本となるスケーティングスキルを学んでいる。
--何よりも、クーリック以上にソフトな膝の使い方ができる選手は、スケート界に存在しない
と思うのだが、無良はそれを身に付けジャンプに生かしている。

コーチでもある父親の無良隆志は、以前より完璧に回ることができるようになり、結果
着氷も、その膝の使い方のおかげで、より確実になったと言う。

『フリーで170点を超えるのは、もっと先の話だと思っていたので、本当に驚いた。
これもハードな練習をしたからで、しかもそれはスコアとなって報われるものなんだということ
も分かった。この優勝で期待値が上がり、次の試合ではプレッシャーがもっとかかると思う。』
無良談

無良コーチは、優勝にあぐらをかいているヒマはない、さらに練習を重ね、全日本選手権に
備えるべきと気を引き締める。

そして無良は、ジャンプだけに留まらなかった。
『自分自身をどう表現したらよいのか、無良崇人とは何者なのか--そこに到達するまでに
ずい分時間を費やした。』
オペラ座の怪人は過去に何人ものスケーター達が演じていたため、彼オリジナルのファン
トムを作り出す難しさもあった。が、彼はそれをやってのけたのだ・・



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