恐れながら、興味の湧かないこのテの番組を無視していたうえ、近頃ゆづ自体あまり
進んで見ようとしていなかったにも拘らず、TVを付けた途端、彼が大震災に遭遇した
時の映像が目に飛び込んできた--
ラテ欄にしっかり載っていたので、それは知っていたが、気負い込んで見る気はなか
った。最近では、赤いスーツに身を包んだCMでの会見映像、続いてCMを見たぐらい
で--このCMは、演技後のはにかんだ表情まで捉えていて良かった~!
いや~秀作!あの笑顔だけで100万ドル?の価値あるよ~~![]()
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脱線しましたが--
で、その後、ソチのために寄せ書きを贈ってくれた中学校をサプライズで訪れたり、
途上で出会った被災した夫婦との会話で涙ぐんだり--
『がんばろう、日本』なんて言わなくていいから、スケート頑張って--
なんて温かいエールを贈ってくれるおじさん(おにいさん?)が居たり・・
--以前、ゆづの内面(意識)に入るという、してはいけない試みをしてしまった時
(テーマ;羽生 結弦 コントロール① )、ブログには書かなかったが、分厚いテッパン
(鉄板)が頭に圧し掛かるようなとてつもない圧迫感を感じた。
その後、ゆづが最も苦しんでいた時代--震災後、スケートを続けるべきか否か、
また、被災した人達をないがしろにして、自分だけ娯楽(スケート)?のようなものをして
いてよいものか、負い目のようなものも感じながら、様々な葛藤や重圧に苦しんでいた
のが、私が大好きなロミ+ジュリが誕生した時代だという事が判る。
あの 圧し掛かるテッパン は、彼のその苦しみの表れで、それを私は受けて
しまったのだろう・・・
今回、ゆづがロミ+ジュリを披露することは、全く知らなかった。
画面に、あの衣装が映し出された時--
ゆづの演技は、な、な、なんと、自信たっぷりに演じる散歩道とはウラハラに、なんだか、
ふらっとしたりして、当時の自信無さげなロミオそのもの・・!
・・喜んではいけないが、何かほっとするというか・・
苦しい時代に生まれたロミ+ジュリ--
ひたむきに演じたその透き通るようなプログラムは、彼のモチベーションの原点ではない
だろうか?
久々に、嬉しいゆづの登場だった・・
