予科練・・
この単語を無視しつつ視始めたら、見えてきたのが 白い詰襟 だった。
ために、ともかくこの白い詰襟の正体を探ることにした---
『白い詰襟』のキーワードで検索していくと
海軍・・・夏用軍装
の文字が躍った・・!
海軍・・?
軍服のキーワードで見ても、大日本帝国海軍の軍服は 詰襟 と書かれており
以下のようになっている。
海軍士官服制体系より
| 紺色ジャケット | 常服 | 通常軍服 | 第一種軍装 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 白色ジャケット | 夏服 | 第二種軍装 | |||||
第二種軍装の概要
明治20年に「夏服」として制定された。当時は、常服と形状は全く同一(ホック
留め。階級は袖章で表示する。)で、ただ、地質が 白リンネル製 とされ、
また黒毛縁を白毛縁とし、黒蛇腹組を白蛇腹組とする差異しかない。
リンネル=リネン
※ウィキペディアより
リンネル(仏:liniere 英:linen)とは、亜麻の繊維を原料とした織物の総称。リネ
ンとも呼ぶ。
一般には薄地のさらりとした丈夫で吸湿性がある織物をさし、光沢がある。素地の
色は白か淡い黄色、「麦わら色」「象牙色」などと形容される。夏物の衣服のほか、
敷布・テーブルクロス・ハンカチ・レース地など広い用途を持つ。 日本ではリンネ
ル製品のことを 麻(製品)と呼ぶ場合が多い。
この瞬間、なるほどと手を打ってしまった---!
麻 であれば、納得できる、と。
陸軍の軍服との違いは
・・・日本でも明治初期に、欧州から詰襟の洋服が導入され、ひろく軍人、官吏、
警察官、鉄道員、教員などの制服として採用された。だが、まず1938年(昭和
13年)に陸軍の軍服が折襟(将校は立折襟)のものに変更され、そ
の他はいずれも日本の敗戦をおもな契機として、海上自衛隊の夏服を除
き背広型に変更された。
---方向は確実に 海軍 に向かっており、陸軍に関して、見えた映像からそれ
を裏付ける事物は皆無に等しい状況になりつつあった。
ブログの中止が頭を過ぎり始めた時、ついに、無視し続けていたあの単語に、正
面から向き合おうと決心することになる・・・

