自然と共に生き、大自然の中で死ぬーーー
前世の青年は、それが当たり前の在るべき姿だ、とフツーに考える人間だった。
娘達にあまりしつこくされると、ふいとどこかへ消えてしまうだろうーー
彼にとって居心地のよい大自然の中に身を置くために・・・
失った母への悲しみは、彼の心の奥深くに刻み込まれていたーー
それを癒してくれるのが、懐深い大自然だったのか・・?
ミステリアスな前世の青年のことーーこのままひとりで生涯を過したのか、それとも
年月が彼の心の傷を癒し、家族を持つに至ったのか・・
そこまでは見えなかった・・・
最後に、ネットで見つけたアメリカ・インディアンの名言集から、いくつか抜粋させてもらった。
笑顔が神聖なものであり、みんなと分けあうべきものであることを、いかなる時も忘れては
ならない。 ~チェロキー族
かんしゃくを起こすと、友人を失う。嘘をつくと、自分自身を失う。 ~ホピ族
危機は人を変えます。普通の人をより賢くしたり、より責任感の強い者に変えます。 ~作者不詳
素晴らしい夢を見て、それを行動に移せ。 ~ナバホ族
生きることは、与えることと受けとることの両方である。 ~モホーク族
怒りは自分に盛る毒。 ~ホピ族
蛙は自分の住んでいる池の水を飲み干したりしない。 ~ラコタ族
ふたりの人間のあいだの友情は、どちらかひとりの忍耐にかかっている。 ~部族名不詳
自らを愛し、こころの赴くまま行動せよ。問題解決に尽力し、平和であれ。 ~ラコタ族
地球にあるものはみな目的を持ち、いかなる病にもそれを治す薬草があって、すべての人
には果たすべき使命がある。 ~サリッシュ族
後に残したものたちの心のなかで行き続けるものは 死んでなどいない。 ~タスカローラ族

